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Ian Curtis (Joy Division)

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詳細 2022年9月18日 22:35更新

 1980年という年は、多くのロック・ファンにとって、ジョン・レノンという偉大なアーティストが射殺された年として、いつまでも忘れられることはないでしょう。しかし、この年その後のポップスに大きな影響を与えることになる「もうひとつの死」がありました。それはジョイ・ディビジョンのヴォーカリスト、イアン・カーティスの首吊り自殺です。
 ジョイ・ディヴィジョンと彼らを育てたファクトリー・レーベルの存在なくして、80年代以降、イギリスの音楽界をリードすることになるマンチェスターの音楽シーンは、生まれなかったかもしれない。それほど、その存在は大きかった。
 そして、イアンの死はそんなジョイ・ディヴィジョンの終わりであると同時に、ニュー・オーダーという新たなテクノ・ダンス・バンド誕生のきっかけとなり、これが後のブリティッシュ・テクノ・シーンの導火線、さらにストーン・ローゼスに代表されるマンチェスターのアシッド・ムーブメントへとつながってゆくのです。
 考えてみると、イギリスだけでなく、フランス、ドイツ、日本において、21世紀を代表する最も革新的なポップスは、なんといってもテクノでしょう。
 肉体的な快感を得るためのダンス音楽として発展したテクノは、かつてクラフトワークやYMOが生み出したコンピューターによる前衛的な音楽「テクノ」とは、まったく異なる次元の音楽になったと言うべきだろう。しかし、そのダンス天国を生み出す音楽の原点にひとりの男の自殺があった。そして、彼の自殺に象徴される「暗い現実」の存在こそが、テクノが大きなパワーを持ち得た最大の原因であったということを忘れるわけにはゆかない。リアルタイムでぜひこの人を見たかった・・・ワルシャワ→Joy Division、そしてNew Orderと変化していく中でイアンの死の葛藤や苦悩を乗り越えたメンバー。彼らは今もイアンの死を商売にしないという姿勢を保ち続けている。

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開設日
2006年2月12日

6801日間運営

カテゴリ
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