連続テレビ小説『わろてんか』応援するコミュです
解 禁 日:2016年11月10日
開 設 日:2016年11月10日
ヒ ロ イン決定:2017年3月09日※
キャ ス ト決定:2017年4月20日※
キャ ス ト決定:2017年6月16日※
主題歌決定:2017年8月17日
放送局
NHK総合
放送日
2017年10月2日〜2018年3月31日
放送時間
地上波
月〜土
8:00〜8:15
再放送
12:45〜13:00
BSプレミアム
月〜土
7:30〜7:45
再放送
23:30〜23:45
土曜日
9:30〜11:00(全6回分)
(全151回予定)
STORY
「人前で笑うな」と教えられた老舗商家のお嬢様、「恋に落ちて」笑いを取り戻す。
京都の老舗薬種問屋に生まれ、厳しい祖母、番頭上がりの堅物な父、おっとり浮世離れした母の元で育った藤岡てんは、生まれついての笑い上戸。いたずら好きな兄弟のてんご(ギャグ)に大笑いして大切な商談の席を台無しにしたてんは、父から笑い禁止を命じられる。そこで家ではぴくりとも笑わず仏頂面で過ごすてんだったが、ある日「笑いは人を幸せにする力があるクスリや」と教えてくれた大阪船場の米穀商の息子・北村藤吉に恋心を抱く。やがててんの父が先物相場に失敗し店が危機に陥った時、彼女は一世一代のてんごで父を笑わせる。自殺まで考えた父が元気を取り戻す姿を見て、てんは笑いの力を再認識し、愛する藤吉と駆け落ち同然の結婚を決心する。
ダメ夫の道楽は笑い……それ商売にならへんの?
実家の敷居を再びまたがぬ決意で北村家に入ったてんは、厳しい姑のイビリに笑顔で耐え、子宝にも恵まれ、夫に代って商売を切り盛りしていく。だが当主の藤吉は芸事好きの芸人遊びが高じて、ついには店を手放すことに。そこでてんは藤吉の尻を叩いて大勝負に出る。「あんさんの好きなその笑いを、商売にしてみませんか?」
てんは恥を忍んで京都の両親に借金を申し出て、安値で売りに出ていた寄席を買い取る。そして、素人同然の夫婦二人で必死に寄席経営を始める。
笑いをビジネスに? 新しい笑いに集まる、おもろい人々
そのころ大阪で爆発的に増えていた地方出身の工場労働者に向け、てんと藤吉は木戸銭を通常の半額=5銭にして薄利多売。難しい落語を減らし、誰でも楽しめる色モノ(萬歳、曲芸など)を増やす。預かった下足を磨いて客に返す。店先で冷やしアメを売るなど副業の多角化……など、さまざまな努力を重ねてゆく。
さらに藤吉は芸事好きを生かし、新感覚の若き芸人たちを発掘していく。斬新なアイデアでしゃべくり漫才のパイオニアとなったデコボコ漫才師、自由気ままな芸と私生活で大爆笑を取る天才落語家、愛と憎しみに生きた早逝の女流漫才師…など、ひと癖あるおもろい面々が二人の周りに集まってくる。そうして夫婦二人は大阪を「笑いの都」にする!という夢を一つ一つ実現していく。
みんなウチの子ども。命をかけて守ります!
「笑いの都」完成を目前に亡くなった夫に代わっててんは『北村笑店』社長となり、ついには300人以上の芸人を抱え20館以上の寄席を経営する“お笑いのお母ちゃん”になる。しかし戦争の暗雲が迫り、てんをお母ちゃんと慕う芸人たちも次々に戦地に招集され、ついにてんの長男も南方の戦地に。てんは懸命に“笑い”を守ろうと奮闘するが、終戦間際の大阪大空襲ですべての寄席が焼け、多くの芸人が亡くなり、てんと藤吉が夢見た「笑いの都」は消滅してしまう。
終戦後、焼け跡に立つてんは考えた。「……笑いには人を救う力がある」
そこでてんは、寄席を再興し人々に笑顔を取り戻させようと、再び焼け跡から立ち上がるのだった。
スタッフ
演出
本木 一博
東山 充裕
川野 秀昭
プロデューサー
長谷 知記
制作統括
後藤 高久
主題歌
『明日(あした)はどこから』/歌:松たか子
出演者
◇藤岡 てん…葵 わかな(初出演)※
京都の老舗薬問屋「藤岡屋」の長女で、いつも周りを朗らかにしながら自分もよく笑う、いわゆる笑い上戸(=ゲラ)な女の子。ところがある日、父から笑い禁止を命じられ窮屈な日々を過ごすことに…。そんな時旅芸人の藤吉と出会って笑いの力を再認識、てんは「笑って生きる」ことこそが人生の希望だと確信します。なので、てんのモットーは笑顔を絶やさず、人にやさしく、そして商売に厳しく。日本中に笑いを広める夢を叶えるべく懸命に働きます。
◇藤岡 てん…新井 美羽※
幼少期
《てんの人生にかけがえのない人々》
◇北村 藤吉…松坂 桃李※
ヒロインてんの夫
大阪船場の老舗米問屋「北村屋」の長男。家業を継ぐのがイヤで旅芸人一座にまぎれ込んでいた時、てんと出会い恋に落ちる。笑いが大好きだが芸の才能はなく、てんと結婚するため船場に戻って家を継ごうと決心する。心優しく人を信用し過ぎて失敗するのが玉にキズだが、てんを「一生笑わせてやる」という誓いを忘れず、その実現のために突っ走るロマンチストでもある。
◇武井 風太…濱田 岳※
てんの従兄
【連続テレビ小説初出演】
「藤岡屋」の親戚の子で使用人として働いている。幼い頃からてんと一緒に育てられ、仲の良い兄のような存在だが、てんからは常に弟扱いを受けている。じつはてんのことを密かに好いており、てんを守るためなら命もかける熱いの青年なのだ。てんが藤吉と一緒になって以降も、てんのために身を粉にして働くことをいとわず、終生の忠誠を誓う一本気さが可愛い男。
◇武井 風太…鈴木 福※
幼少期
◇伊能 栞…高橋 一生※
青年実業家
東京生まれの東京育ち。大阪の伊能薬品社長の息子だが正妻の子でないため、神戸で貿易会社を興して実家とは距離を取っている。てんの結婚相手になるはずだったが、てんが藤吉を好きだと知って、てんを後押ししてやる度量の広い男。エンターテインメントに関心があり、それが縁で藤吉やてんと親交を深め、日本に華やかなショービジネスを根付かせていくことになる。
《てんの家族 藤岡家(京都)》
◇藤岡儀兵衛…遠藤 憲一※
てんの父
京都の老舗薬問屋「藤岡屋」当主。番頭の時の仕事ぶりをハツに見込まれ入り婿になった。一言で言えば、堅物で仏頂面のまったく面白味のない男だが、本当は家族を想う気持ちの深い慈悲の人でもある。儀兵衛が笑い上戸のてんに“笑い禁止”を厳命したことからこの物語が始まっており、じつは儀兵衛こそが真の笑いの神…なのかもしれない。
◇藤岡 しず…鈴木保奈美※
てんの母
おっとりとした天然キャラの奥様だが、料理が得意で「藤岡屋」の台所を取り仕切っている。入り婿として重圧に耐える夫のことを誰よりも理解して、子供たちと父親の仲を取り持つ聡明さを兼ね備えた女性でもある。てんの笑い上戸はこの母がいればこそであり、てんの笑顔と優しさはこの母をなくしては語れない。
◇藤岡 ハツ…竹下 景子※
てんの祖母
老舗「藤岡屋」の伝統を誰よりも重んじる厳しい人で当主の儀兵衛も恐れる大奥様である。だが、普段は茶目っ気たっぷりの女性で、てんの見合い相手・伊能のことが気に入った時も、もし自分があと40歳若かったら…と残念がる乙女な心を持ち合わせるキュートな女性でもある。
◇藤岡 新一…千葉 雄大※
てんの兄
【連続テレビ小説初出演】
薬学科の学生。小さい頃から病弱で、どんな病気でも直せる薬を開発したいと思い、将来は研究のためドイツへの留学を夢見ている。厳しい父に反抗する時もあるが、薬問屋の仕事に誇りを持ち実直に働く父を尊敬もしている。てんにとっては、とても優しい兄で笑いに目を向けさせてくれた人生の先輩でもある。
◇藤岡 りん…堀田 真由※
てんの妹
【連続テレビ小説初出演】
笑顔を絶やさない姉てんのことが大好きな妹。いつも問題を起こすてんとは違って、母親似で控えめなりんは父から怒られることもない。だが、てんが駆け落ちを覚悟した時、りんはそれまで見せなかった大胆な行動に出て周囲を驚かせる。じつは母のしずと同様に、怒らせると怖いタイプの女性?
◇ト キ…徳永 えり※
てん付きの女中
「藤岡屋」の従業員。てんの身の回りを世話する付き女中である。てんにとっては姉のような存在で、とくに恋愛に関してはいろいろと意見をくれる大切な相談相手なのだが、じつはトキ自身は恋などし
困ったときには