賢王アルフォンソ十世(Alfonso X el Sabio)(1221-1284)が編纂した『聖母マリアのカンティガ集(Las cantigas de Santa Maria)』について語り合うためのコミュニティです。
カンティガという言葉は、中世イベリア半島において単旋律の歌曲を意味しました。
十三世紀のスペインにおいて、学問の擁護者として讃えられた賢王アルフォンソ十世によって編纂されたこの『聖母マリアのカンティガ集』には、ネウマ譜によって400以上の曲が収められています。
また、曲集に描かれた細密画(ミニアチュール)は、当時の楽器や演奏様式を知るための貴重な資料でもあります。
ガリシア語で書かれた歌詞のほとんどは、聖母マリアの起こした奇跡を扱ったものであり、当時の素朴な信仰のかたちが伝わってくるようです。
この魅力的な曲集が好きな方、あるいは自分で演奏するという方、カンティガのCDヲタの方、賢王アルフォンソ十世に興味がある方、中世のスペインに興味がある方、当時の細密画に興味がある方等々、いろんな話ができたらと思います。
『聖母マリアのカンティガ集』に限らず、その他のカンティガ、あるいは『モンセラートの朱い本』等の曲集など、同時代の音楽に関する話題もお気軽にどうぞ。
トピックの作成もご自由に。
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