リリー賞
精神障害者自立支援活動賞という名称。
精神障害者部門・支援者部門などに分かれます。
【設立】2004年から第1回が始まりました。
第1回〜第5回 主催 精神障害へのアンチスティグマ研究会(代表世話人・佐藤光源東北福祉大学大学院教授)
精神障害者の社会参加や自立に向けて一生懸命に取り組む個人やグループの活動を支援するために「精神障害者自立支援活動賞」(通称:リリー賞)を設けました。
本賞は国内の医療・福祉の現場で精神障害者の社会参加や自立支援に携わってきた医療従事者やボランティアのほか、困難な状況を克服して社会参加を成し遂げた精神障害者の中から、特に優れた活動をしている人およびグループを支援するための制度です。
この支援制度を通じて、精神保健福祉活動に貢献されている方々の姿を広く紹介することで、、精神疾患(特に統合失調症)に対する社会の正しい理解を育む機会となること。また、医療と社会の環境整備や充実に寄与することを願っています。
第1回〜第2回 精神障害者部門・福祉活動部門・地域医療部門の計6組
第3回 精神障害者部門2組・福祉活動部門2組・地域医療部門1組の計5組
第4回〜第5回 精神障害者部門・医療、福祉活動部門の計4組
受賞者には表彰状と副賞が与えられます。
第6回〜第14回 主催 NPO法人 地域精神保健福祉機構(comhbo・コンボ)
第6回から主催が変わり、精神障害者特に統合失調症の当事者と当事者会の2組が受賞対象となりました。第8回は各2組計4組が受賞となりました。
2013年には第9回の受賞者が決まります。精神障害者(当事者)部門2組・支援者部門2組ということです。
2020年第15回からリリー賞という名前ではなくなり、通称リカバリー活動賞という名前の賞になりました。当事者部門1組、支援者部門1組の個人またはグループで各部門、副賞10万円となりました。
このコミュで、受賞者の活動と、それぞれの歩みを紹介していきます。
リリー賞という名称は、日本イーライリリー株式会社の協賛での出資から、リリー賞と通称に使われています。この製薬会社の薬ではジプレキサ(オランザピン)があります。