斎藤清。
会津の風景と文楽など日本の文化を題材にした作品で、海外でも高い評価を得ている世界的版画家。
『芸術は、一切いらぬことをせず、不要のものを省き去って急所を把握することにある』と主張。伝統木版に現代感覚を注入した版画作品、微妙な墨色を生かした墨画により、日本の心を描き尽くしている。やさしさと強固な意志をもって独自の道を歩んだ、現代木版画の巨匠の一人。
1907年福島県河沼郡会津坂下町に生まれる。
1932年 第9回白日会展に油彩を出品、初入選。
1937年 第12回国画会展版画部門に初入選、没年(平成9年)まで連続出品。
1951年サンパウロ・ビエンナーレに《凝視(花)》を出品、サンパウロ日本人賞受賞。
1952年 ニューヨークで初の個展開催。
1981年 秋の叙勲で勲四等瑞宝章の栄誉をうける。
1995年 国の文化功労者に顕彰される。
1997年 やないづ町立斎藤清美術館開館。記念展を開催。
11月14日、会津若松市の病院で没する。
※現在のトップ画像: 生誕100年記念に作ってみました
(トップ画像は管理人の気分次第でちょくちょく変更)
やないづ町立 斎藤清美術館
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