リアルタイムの放映は終了しました。
重松清のベストセラー小説「とんび」のドラマ化。
「世界の中心で、愛をさけぶ」などで
視聴者を泣かせた製作陣だけに、
原作に恥じない出来となりました。
原作:重松清
脚本:森下佳子
演出:平川雄一朗
プロデューサー:石丸彰彦
主な配役
市川安男(ヤス)→内野聖陽
市川旭→佐藤健
市川美佐子→常盤貴子
たえ子→麻生祐未
坂本由美→吹石一恵
幸恵→加藤貴子
照雲→野村宏伸
海雲→柄本明
あらすじ
主人公ヤスは、天下無敵の「バカ」な男。
学歴がないのはもちろんのこと、
不器用でカッとすればすぐ手が出るという絵に描いたようなバカ。
けれど彼は普通のバカとは一線を画していた。
それはものすごく「親バカ」でもあるという事だった。
両親のいない中で育ったヤスは、
親というものを知らないなりにも
妻と共に愛情を持って息子・旭(アキラ)の成長を見守り
幸せな日々を過ごしていた。
そしてヤスの妻である美佐子もまた、
ヤス同様に幼い頃に両親を亡くして親戚の家で育てられたため、
遠慮して満足に食事ができず、
おかずを山ほど並べて家族で食事をすることを夢見ていた。
家族はつつましくも最高に幸せな生活を送っていました。
そこに不幸が訪れるのですが、
その後もまっすぐに生きていくヤスの姿に感動します。