みさきの上り子達で結成しました「燈神会」 (@^^)/~~~
熊野の神々が、降臨した巨岩のご神体「ごとびき岩」のある神倉神社。源頼朝が寄進したという538段の急な石段を上がると、ご神体「ごとびき岩」が太平洋を見据えています。「お燈まつり」は、毎年2 月6 日夜に行われる神倉神社の例祭で、その歴史は古く、全国の火祭の中でも最も古い勇壮な祭です。夕刻に白装束の上り子(あがりことも言う)たちが松明を手に熊野速玉大社から阿須賀神社へ詣て神倉山に集結します。午後7寺に祝詞奏上、迎火松明に点火され、上り子たちの松明に順々に火が移されます。玉垣内で待機した上り子たちの千数百本の松明が天を焦がすばかりとなったとき、門が開かれ538段の石段を我先にと駆け降ります。全山が火の海と化した神倉山から、籠が下り降りるような壮観な眺めは、新宮節には「お燈まつりは男のまつり山は火の滝、下り竜」と唄われています。