西田幾多郎(1870〜1945)
明治時代の近代化を受けて、東洋的なものを西洋的な学問の範疇によって哲学的に表現しようとし、日本において初の独創的哲学を打ち立てた(『善の研究』)。
京都大学教授に就任後、田辺元をはじめとして、西谷啓治、木村素衛、高坂正顕、下村寅太郎、高山岩男、久松真一、九鬼周造、三木清、戸坂潤らの多くの優秀な弟子を育て、「京都学派」と呼ばれる日本精神史上の一時代を築き上げた。
「京都学派」は第二次世界大戦において日本の戦争遂行を思想的に擁護したことから、一時は激しい批判に晒されてきたが、近年その思想の持つポテンシャルから「ポストモダンの先駆」として再評価が進んでいる。
また西田哲学と京都学派に対する外国からの関心も高く、海外で盛んな研究が行われている。
現代日本に生きる我々にとって、これからますます西田哲学は避けては通れないものになっていくのではないか。
以上のような興味関心から、コミュニティを立ててみました。
ハイデガーやレヴィナスのコミュニティもあるみたいですしね。
【西田幾多郎略歴】
http://
【石川県西田幾多郎記念哲学館】
http://