CM製作やビデオクリップの監督として活躍して、91年の短編映画“FOUTAISES”でセザール賞短編賞を受賞。
学生時代からの友人でもあるマルク・キャロとともに製作した、「デリカテッセン」がフランス国内外で話題となり、フランスでは91年の観客動員第3位の大ヒットを記録してセザール賞作品賞、脚本賞、編集賞、美術賞の4部門を受賞。
日本でも第4回東京国際映画祭で金賞を受賞した。
次作「ロスト・チルドレン」ではテリー・ギリアムが「最も驚異的な映像だ。最高の映画!」と言わしめ、セザール賞演出賞を獲得。
その異才がハリウッドに注目され、「エイリアン4」の監督に大抜擢された。
が、ハリウッドでの仕事に懲りたのか、帰国して4年間の沈黙の後、「アメリ」を発表してアカデミー脚本賞の候補になった。