福島第1原発事故の現状を知る事が目的。
原発に関してだけでなく食品や放射性物質に関する情報も多角的角度から検証し提供する。
◎このコミュは主に
・放射性物質、廃棄物総合トピック(ホットスポット情報含む)
・福島原発情報
・マスコミには報道されない真実
・食品関連情報
で構成されている。
情報を集積できるよう無駄なトピック消費を防いでいる。
書き込む際は正確な情報であるか精査した上で書き込んでいただけると幸いである。
参考までにMETI資源エネルギー庁の原子力安全・保安院の実態↓
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事故への対処を保安院に任せきるのは得策とは言えない。
東京電力の情報開示により福島第1原発2号機はブローアウトパネル脱落により水素爆発は免れたが、1、2、3号機はメルトダウンしていた事が判明した。
4号機は炉心は空だったが事故の初期段階で使用済み核燃料貯蔵プール付近で爆発と火災が発生した。
3号機ではプルトニウム含有率が高いMOX燃料(混合酸化物燃料)を使用してのプルサーマル発電が行われていた。
1、3、4号機は水素爆発で原子炉建屋が損傷を受け放射性物質や地下への汚染水の漏洩が確認された。
後の調査で1、2、3号機ではより深刻なメルトスルーが起きている可能性が濃厚となった。
2011/8/1、排気筒や非常用ガス処理系SGTSのフィルターで10シーベルト/hが検出された。
高線量が検出された理由として考えられるのは福島第1原発で以前ドライベントが行われその残留物があったという事である。
通常は圧力抑制室内の水を通し放射能を減らしてから原子炉内の物質を排気(ウェットベント)するが、今回はこれの損傷によりそれができず一部で直接の排気(ドライベント)となった。
本事故ではJCO東海事業所で起きた東海村臨界事故とは違い放射性物質が拡散したため食品や土地の汚染も深刻である。
(東海村臨界事故ではバーストが発生し主にγ線や中性子線などの放射線が出たがいわゆる放射性物質は出ていない。)
福島第一原発事故はINES(国際原子力事象評価尺度)でレベル7であり、旧ソビエトウクライナのチェルノブイリ原発4号機の事故に比肩する過酷原発事故である。
事態は刻一刻と進んでいる。
今こそ正確な情報を知り正しい行動をとらねばならない。