- 詳細 2010年11月30日 10:28更新
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かつて、生徒会室には歴代の生徒会役員が残した膨大な資料が眠っており、幾度か時の役員たちによって、これらを結集して会史を編纂せんとする試みがなされてきました。
平成８年度の会室大掃除によって、昭和41年度モノを最古とする30年分の資料が一斉に処分されましたが、特に当時の事情をうかがい知るに大変貴重とされる国宝級ともいうべき資料(写真はその一部)を、廃棄寸前のところで救出し、現在に至るまで保管し続けてきました。
附中の歴史には、校務的立場で捉えられた「上からみた歴史」と、ときの生徒たちの視点に立った「下からみた歴史」の二つがあるように思います。
議事録、生徒会ノート、事件簿、絵画、デザイン、懺悔ノート、新聞など、現存する資料は、当時12〜15才の附中生が日常の学校生活の中で思い、感じたことがそのまま文字や図画となって表れており、今もその輝きを失ってはいません。これは一つの文化です。
在校生のためになんとか代々のあゆみをまとめておきたいと思いつつも、今日に至ってしまいました。
本コミュニティは、長崎大学教育学部附属中学校の生徒会役員を経験された方々に在任中の活動や、それらにまつわるエピソードを紹介していただくことで、いわゆる「下からみた歴史」の充実をはかろうとするものです。
役員経験者でない方でも、当時の生徒会がどのようにご自分の目に映ったか、所属した部や学級独自の風習などもございましたら、併せてご紹介いただくとありがたいです。
珍事から笑えない事件まで、知られざる歴史的証言をお待ち申し上げております。
