イタリアの女流監督。
1933年イタリア・カルピ生まれ。ボローニャ大学卒業後、映画学校で学び、TV界で活動を始める。ナチズムやスターリン体制などをテーマにしたドキュメンタリーなどを製作する。’66年以降、劇映画を監督し始めるが、聖フランチェスコをヒッピーとして描いたり、宗教裁判の欺瞞性を暴露したりという作風は宗教界からの反発を浴びた。シャーロット・ランプリング主演の『愛の嵐』はナチズムの退廃的な官能性をテーマにした衝撃作。
近年では、重厚かつ正攻法の演出をする今では稀少な存在としてイタリア・オペラ界に欠かせない存在となっている。
この退廃と不条理に満ちた監督の作品について語り会いませんか?
リプリーズ・ゲーム (2004)
フランチェスコ(1989)
卍/ベルリン・アフェア(1985)
愛の謝肉祭(1982)
狂える戦場(1980)
ルー・サロメ 善悪の彼岸(1977)
ミラレパ(1973)
愛の嵐(1973)
オススメゲーム
困ったときには