ローリンド・アルメイダ
ボサノヴァ、クラシックギター奏者
お酒を呑みながらマッタリ聞きたいオトナな音楽。
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↓ローリンド・アルメイダって誰?↓
■バイオグラフィ
1917年、ブラジル、サンパウロ生まれ。ヨーロッパ旅行に行った際、パリでジャンゴ・ラインハルトを聴いたのが最初のジャズとの出会い。帰国後、リオデジャネイロでラジオのスタッフ・ミュージシャンを務めたり、自己のオーケストラを率いるなどの活動をした。
47年にクラシック・ヴァイオリン奏者、エリザベス・ウォルドの伴奏のために渡米した際、スタン・ケントンの目にとまり、ソロイストとして彼の楽団に迎えられることとなった。アルメイダのためにピート・ルゴロがアレンジした「ラメント」では大きくフィーチャーされ、ギターとオーケストラの見事なまでのコラボレーションに圧倒される。ちなみにこの「ラメント」は、シカゴのオペラハウスで2万人の聴衆の前で演奏された。翌48年には自己の作品「アマゾニア」をカーネギー・ホールで披露し、この年にはダウンビート誌の人気投票でギター部門の3位になっている。
ケントン楽団を退団した後はロサンゼルスを拠点とし、スタジオでの仕事を中心としたが、52年頃から自己のグループを率いてハリウッドの811クラブなどに出演した。54年までにはハリー・ババシンやバド・シャンクなどと知り合いカルテットを結成し、アルバムのレコーディングも行った。
50〜60年代はバド・シャンクとの活動を中心に、MJQやスタン・ゲッツとも共演、さらにはソロ・ギターでもコンサートを行ってジャズにユニークな味を持ち込んだ。74年にはレイ・ブラウンやバド・シャンク、シェリー・マンらとLAフォーというコンボを結成し活躍した。
クラシック・ギターとその奏法、加えてラテン・フレイヴァーをジャズ・ギター界に持ち込んだアルメイダは自分を評してこう言っている。「ジャズはとても好きだが、私はジャズ・ギタリストではない。しかし、自分のギター・スタイルに固執しても十分ジャズを感じることができるのだ。」と。そういう彼は実はボサノヴァの開祖でもある。
ホワイト・ハウスの多くの重要な催事に頻繁に招かれている事や、クラシック・ギターの録音で5回グラミー賞を受賞するなど華々しい経歴もある。また作編曲家としても優れ800本以上の映画のサウンドトラックをてがけているが、これらは意外と知られていない。
■プレイ・スタイル
クラシック・ギターを使い、フィンガー・ピッキングのクラシカルなテクニックを基本とするが、ハーモニーのセンスはモダンで、リズムは常にスウィングしている。高度なアーティキュレーションとテクニックに支えられた彼のサウンドは豊かで暖かい。決してインプロヴィゼーションの幅は広くないが、そのラインは滑らかで味がある。
クラシック・ギターのテクニックに支えられたアルメイダであるが、天性のサンバのリズムをスウィングさせ、60年代初頭のボサノヴァ・ムーヴメントの立役者となった。
※勝手に使わせて頂いてます、スミマセン…
検索用:ボサ・ノヴァ ボサ ブラジル ギター
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