SPACE　BATTLESHIP　ヤマト

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詳細 2017年6月11日 19:19更新: 『SPACE BATTLESHIP ヤマト』は、2010年12月1日公開の日本映画。『宇宙戦艦ヤマト』の初の実写版映画である。

往年の人気アニメ『宇宙戦艦ヤマト』を実写化するという企画・構想案をTBSが立案。約5年かけてセディックインターナショナルと株式会社エナジオの西崎彰司（原作となる74年のテレビアニメの原作者・西崎義展の養子）の協力の下、西崎義展の許可を得て2009年10月3日に正式に製作発表された。原作と違い、タイトルに英語を取り入れているのは、海外進出を視野に入れているためである。

監督は実写とCGを融合させた作品に定評のある、『ALWAYS 三丁目の夕日』などの山崎貴が務める。

主演にはSMAPの木村拓哉が起用された。木村は子供の頃、原作のファンであり、自身も出演するTV番組『SMAP×SMAP』内でも『宇宙戦艦ヤマト』のパロディで古代進を演じている。上記の正式発表以前から週刊誌には噂レベルの記事の掲載がされ、木村も自身のラジオ番組にて、製作を匂わせる発言をしていた。

撮影は2009年10月12日より開始され、同年内にキャストによる撮影のほぼすべてが完了した。公開までの残り約１年をかけて、素材撮影・全体の80％に及ぶVFX部分を制作する。

2010年1月1日よりテレビCM、新聞広告、劇場ポスターによる宣伝、公開日の告知が開始された。東宝曰く「2010年を『ヤマトイヤー』にする」とのことで、元日のみで1億の宣伝費をかけているという。

公式サイト→http://yamato-movie.net/

ストーリー

西暦２１９４年。外宇宙に突如現れた正体不明の敵・ガミラスが、地球への侵攻を開始した。世界各国は全戦力を結集して防衛にあたったが、人類のテクノロジーをはるかに凌駕する敵宇宙艦隊の脅威的な攻撃力を前に、全軍壊滅。世界各地に投下された無数の遊星爆弾によって、人類の大半は死滅してしまった。

５年後、西暦２１９９年。地球は遊星爆弾の放射能によって汚染され、以前の青く美しい姿を失ってしまっていた。生き残った人間は地上を逃れ、地下で生活していた。

古代進も、今は軍を退き資源回収の為に地表を探索していた。すると、上空に謎の物体が現れ、古代の元へと落下してきた。その物体は、地球から１４万８千光年の彼方、イスカンダル星から放たれた通信カプセルであり、それによってイスカンダル星には放射能除去装置が存在する事が判明した。カプセルから未知の駆動機関・波動エンジンの設計図を手に入れた地球連邦軍は、唯一残された戦艦大和を改造して、宇宙戦艦ヤマトを建造した。
人類が放射能によって滅亡する日まで、あと１年。
最後の希望＝放射能除去装置を手に入れる為、遥かイスカンダルへ向けてヤマトが旅立つ。今、古代たち乗組員の壮絶なる戦いが始まった。

キャスト

古代進：木村拓哉（戦闘班　班長　５年前、チーム古代「ブラックタイガー隊」の指揮を執っていた）

原作では訓練学校を卒業したばかりの新人だったが、今作ではエースパイロットだった軍をすでに退役し、レアメタルを発掘する仕事をしている。

森雪：黒木メイサ（戦闘班　ブラックタイガー隊員）

真田志郎：柳葉敏郎（技術班　班長・技師長）

島大介：緒形直人（航海班　班長）

斎藤始：池内博之（空間騎兵隊　隊長）

相原：マイコ（航海班）

南部康雄：矢柴俊博（戦闘班　副班長）

加藤：波岡一喜（戦闘班　ブラックタイガー隊員・前,チーム古代メンバー）

古屋：三浦貴大（戦闘班　ブラックタイガー隊員・前,チーム古代メンバー）

山本：斎藤工（戦闘班　ブラックタイガー隊員・前,チーム古代メンバー）

古代守：堤真一（元・地球連邦軍防衛艦隊　駆逐艦ゆきかぜ艦長）

佐渡先生：高島礼子（生活班　船医）

藤堂平九郎：橋爪功（地球防衛軍司令長官）

徳川機関長：西田敏行（機関長）

沖田十三：山崎努（艦長元・地球連邦軍防衛艦隊　旗艦えいゆう艦長）

アナライザー
古代のコスモゼロの拡張ユニットで、古代が自分の右腕に装備した小型コンピューターに移植したAI。

島次郎
原作では島大介の弟だったが、今作では息子。５歳。