- 詳細 2023年3月16日 22:48更新
-
夢窓疎石は、鎌倉時代末〜室町時代初期の禅僧です。
道号が夢窓、法諱が疎石。臨済宗仏光派。
鎌倉・瑞泉寺、京都・西芳寺、天龍寺等を開山。
七度にわたり国師号を歴代天皇から賜与され、七朝帝師とも称されます。
また作庭も手がけ、数々の禅宗庭園を残しました。
夢窓国師にまつわるエピソード・寺院・庭園･著書ｅｔｃ
ご自由にトピックをお立てください。
【夢窓疎石 略歴】
1274年 伊勢（三重県）に生まれる
1278年 4歳 一家で伊勢から甲州に移住
1283年 9歳 平塩山寺に入山
1292年 18歳 奈良戒壇院で受戒
1293年 19歳 禅宗に一生を過ごすと決意。以後、建仁寺、東勝寺、建長寺、円覚寺などに参禅
1303年 29歳 万寿寺の仏国国師に参ず。その後、奥州白鳥へ
1305年 31歳 常陸国臼庭にて大悟。浄智寺の仏国国師より印加
1318年 44歳 土佐の吸江庵、竹林寺。
1319年 45歳 土佐から鎌倉へ。横須賀の泊船庵
1323年 49歳 上総・退耕庵
1325年 51歳 後醍醐天皇の勅使により、南禅寺へ
1333年 59歳 鎌倉幕府北条氏滅亡、京都の臨川寺
1334年 60歳 南禅寺に再住
1339年 65歳 西芳寺(苔寺）作庭、天龍寺開山
1351年 77歳 臨川寺にて示寂
【夢窓国師作庭の庭園がある寺】
南禅寺・南禅院、西芳寺、天龍寺、等持院（以上、京都）、永保寺（岐阜県多治見市）、内々神社（愛知県春日井市）、恵林寺（山梨県甲州市）、瑞泉寺（神奈川県鎌倉市） etc
