隼-Hayabusa-伝説

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詳細 2024年4月6日 11:09更新: スズキが「20世紀最速を」テーマに作り上げたモンスターバイク GSX1300R「隼 -Hayabusa-」について語るコミュニティです。
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【隼 -Hayabusa- について…】
スズキが「20世紀最強の高性能モンスター・モーターサイクル」を目指して造り上げたフラッグシップ・モデルが、1998年ドイツ・インターモト98でデビューしたGSX1300R「隼 -Hayabusa-」である。
風を切って大空を飛翔する日本国内種のタカ「隼」にちなんで名付けられたこのモンスター・モーターサイクルはその名の通り「20世紀最強」の高性能を隅々にまで纏っている。

風洞実験から生み出されたスタイリングの中でも特に印象的なフロントカウルには、配光特性に優れた縦2灯レイアウトの自由曲面リフレクター/プロジェクター・デュアル・ヘッドランプと、その左右にエンジンパフォーマンスを向上させる「SRAD」ラムエア・システムのインテークダクト開口部を配した。
これらのデザインワークにより、そのプロポーションは「20世紀最強の高性能モンスター・モーターサイクル」として孤高のオーラを具現化することに成功している。

また、高度なデジタル式燃料噴射システムにより今までのスズキ製4気筒量産スポーツバイク・パワーユニットの中で最大の排気量かつ最高の出力を発揮するコンパクトな1298cc水冷4サイクル4気筒エンジンを、レースをはじめとしたコンペティション・シーンで実証済みのアルミ・ツイン・スパー・フレームに搭載することで「隼 -Hayabusa-」はモンスター・モーターサイクルとして伝説の予感をその体躯に秘めることとなった。

175psという驚異的なハイパワーと最新のエアロダイナミクスボディによってもたらされるシャープな加速と鋭いコーナリング、超高速域からの制動を受け止める優れたブレーキング性能により、市販車初のストック状態でオーバー300km/hという比類ないトップスピードを実現。
その高性能さゆえ「隼 -Hayabusa-」はヨーロッパで社会問題となってしまうが、最高速を法律等で縛られることより社会に受け入れられたいメーカー側の事情で、300km/hスピードリミッタによる自主規制をこのモンスターに施したという逸話もある。

しかしながらハイスピード・スポーツツアラーとしての座を極めた「隼 -Hayabusa-」は、今もなお公道最速のモンスター・モーターサイクルとして世界中のライダーから憧れを集め続けている。