ビーズ鑑定団
別名:「ちっちゃいモノ倶楽部」
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「北米トレードビーズ」
ヨーロッパから運ばれた主にベネチアン・ビーズです(19世紀〜20世紀)。
アメリカ北部では赤いビーズ、西海岸では青いビーズと、ネイティブ・アメリカン(インディアン)の部族によってテイストが異なったそうです。
動物の毛皮などと交換されました。
ビーズ(ガラス玉)は小さくて持ち運びしやすいことから、遠い昔から交易のアイテムとして西へ東へ旅をしました。そのため生産地が限定しにくいうえに、何の情報も記載できません(小さいからね)
実は小さくてかわいいビーズ、奴隷と交換されたり、大量の動物の毛皮の対価であったり、またボルネオではビーズのために部族同士の戦いもあったくらい、血なまぐさい歴史もあります。
ところが日本ではあまりビーズの研究が進んでいません。すでに出版されている何冊かの「とんぼ玉」の本にもいくつか間違いがあり、骨董屋やアンティーク・ビーズ業者はそれを参考にして商いしている状態です。
管理人の専門は近代日本のビーズですが、あちこちビーズを追いかけて旅をしています。できる限りの見解を述べさせていただきますが、足りない部分は皆さんに補っていただければ幸いです。
ヴィンテージやアンティーク・ビーズの意見交換の場になればいいなと思います。
トピックスはご自由にお立てください