ギギ(義義、学名:Pelteobagrus nudiceps)はナマズ目ギギ科の魚。琵琶湖、岡山県、広島県でギギおよびギギウ、岐阜県でクロイカおよびクロザスと呼ぶ。
特徴
ギギ科のなかで最も大きくなる。この魚は同じギギ科のギバチに似ているが、ギギは尾びれが2叉しているので区別できる。背びれ1棘7軟条、尻びれ20軟条、腹びれ6軟条、触鬚が4対。上顎に2対、下顎に2対、合計8本の口ひげがある。全長25cmになり、昼間は岩陰に潜み、夜間出て底生動物や小魚などを食べる。腹ビレの棘と基底の骨をすり合わせてギーギーと低い音を出す。
生息域
新潟県阿賀野川より以南、九州東部まで分布。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
種名 ギバチ
Pseudobagrus tokiensis D??derlein,1887
綱名 硬骨魚綱
Osteichthyes
目名 ナマズ目
Siluriformes
科名 ギギ科
Bagridae
属名 ギバチ属
Pseudobagrus
背鰭に1本、胸鰭に1本ずつ、計3本の大きな棘があるので注意。
この棘には毒があるとされている。
分布 日本の固有種で、よく似たアリアケギバチとは分布域が異なり、神奈川県・富山県以北の本州に分布する。河川中流の淵尻の岩や石にひそむ。 川の中・下流域や、湖・池の石の下や石垣の間に生息している。
形態・特徴:
口髭は合わせて8本あり、大きな脂鰭を持つ。尾鰭後縁の切れ込みは浅く、臀鰭軟条数は17〜23本であることなどが特徴。
生息環境:
水質汚濁や河川改修による環境変化に弱く、水が綺麗で自然の多く残されている河川上〜中流域に見られる。夜行性で、夜は活発に泳ぎ回るが、昼間は岩や石の下などの陰に潜む。生活史はほとんど明らかになっていないが、農業用水路を産卵遡上すること知られている。
食性:
肉食性で水生昆虫やドジョウ・シマドジョウやトウヨシボリといった底生性を中心とした魚類も捕食する。この他、胃内容物からジュンサイの種子が大量に出てきたこともあり、植物食をすることもあるようである。
その他:
農薬や生活排水による水質汚濁、河川改修などの影響を受けやすいため、環境省では絶滅危惧II類に指定されており、神奈川県・東京都・千葉県・福島県・宮城県では近年ほとんど記録されていないという。また、東京都では環境指標種として利用している。
日本特産種。近縁のギギ(別名ハゲギギ)やネコギギを含めて、ギーギー、またはギュギュなどともよばれる。日本海側は九頭竜(くずりゅう)川、太平洋側は相模(さがみ)川以北の本州と筑後(ちくご)川以南の九州というように、かけ離れて分布している。
夜間や濁り水のときに出てきて、底生動物やエビ、小魚を食べる。6〜7月に石の下面や水草の根の下側に卵を固めて産み付ける。幼魚は1か所に集中していることが多い。成魚は15〜20センチメートルに達する。本種とギギ、ネコギギの3種は、いずれも胸びれの棘(とげ)と付け根の骨をこすり合わせて、ギーギーと独特の音を発する。
ギバチの仲間にはギギ、アリアケギバチ、ギバチ、ネコギギなどがいるが違いがヒ微妙で判別が難しい。
参考URL
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