1932年、陸軍の要請から服部時計店の資本の下、その下請けの勝間光学と精工舎の技師を中心に創立された国策企業が株式会社東京光学でした。
東京光学は光学機器全般を陸海軍に納入し、その技術力は「海の日光、陸の東光」と日本光学とともに国内の双璧として賞賛されました。
実際、その高い技術は戦後も見事に発揮され、あらゆる分野で日本初・世界初の光学機器を製造していましたが、元来国策企業からスタートした体質から、営業面で弱点があり、光学メーカーとして特に一般との結びつきが強いカメラの分野で最高級の技術を発揮して褒め称えられながら、売り上げが伸びずに80年代初頭にこの分野から撤退を余儀なくされました。
民間向けにはカメラばかりではなく「マグナ」と言うブランドで、双眼鏡や顕微鏡を生産していました。
これらもまた非常に優れたものでしたが、やはり販売面がネックで、カメラ以上に早く撤退しています。
しかし、現在も(株)トプコンと名を変え、東証一部上場企業として健在ですが、これは進むべき道をより地味な医療用や測量関係の光学機器に絞り込んだ結果です。
もちろんそこでたゆまぬ努力があってのことですが、例えばレーザー式測量器の発明など、未だにその高い技術は内外に知られています。
ここではそうした東京光学について色々と情報交換したいと思います。
やはりメインはカメラやレンズになるかと思いますが、顕微鏡でも双眼鏡でも測量器でも、東京光学製品なら何でも構いません。
また、質問などにも知っている範囲でお答え致します。
ミ二ヨンやトプコンのカメラ、レオタックスのシムラーないしトプコールの各レンズ、ホースマン全般、マグナ顕微鏡や双眼鏡、Toko望遠鏡など、色々とコミュニティを立ててやって下さい。
◆参考 TOPCON CLUB(トプコンクラブ)
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