現在、世界のほとんどの国ではグレゴリオ暦(西暦)が使われています。しかし、グレゴリオ暦には致命的な問題点があります。
まず第一に、カトリック色の強い暦であることです。宗教に基づいた暦は公正中立とは言えず、全世界での使用が望めません。また、「ナザレのイエス(イエズス)」(救い主イエス)が出生した年が元年とされていますが、「ナザレのイエス」は歴史的にいかなる根拠もなく、虚構の可能性が極めて高いものです。
第二に、0年がないことです。0という概念はインド(バーラトभारत)のブラーマグプタ(रह्मगुप्त)が、グレゴリオ暦628年に著した 『ブラーマ・スプタ・シッダーンタ(ब्रह्मस्फुटसिद्धान्त)』において確立したものです。したがってそれより前に制定された西暦には0年がなく、1年から始まりその前が紀元前1年という奇妙な数列になっています。
これに代わる新しい暦を皆で考えましょう。
アリストテレスが死去したグレゴリオ暦(西暦)紀元前322年3月7日を0年0日とする「アリストテレス暦」が一番有力そうですね。