韓国の劇作家・演出家の、其して何選りも我が「弟」である、朴根享のコミュです。
「朴根享」は、「パグ・グニョン」とか「パグ・グンヒョン」とか「パク・グニョン」とか色々云う人がいるけど、「パク・クニョン」が正解です。あっ、関西や東北の人は、「パックニョン」と発音した方が、宜しいかと。基本、標準語・関東方言・九州弁でしたら、「パク・クニョン」と其の儘読むと、略、韓国語の発音に近くなります。其れ以外は、「クォン・サンウ」の「グォン・サンウ」で、韓国式のローマ字表記、或いは、韓国人が日本語発音を上手く区別出来ない事等に因る、誤表記以外の何モノでもありません。其れに日本人が追随するのもオカしいってモノです。
朴根享は、1963年ソウル生まれ。北からの「以北者」の両親の元に生まれ、ちょいと不良だったのと一人息子の一人息子は徴兵に徴られないってのを良い事に、大学に行かずに韓国国内を放浪、二十歳過ぎの頃、芝居に、特に劇団「76団」の奇國叙の芝居に出逢い、本人曰く、「奇國叙先生に出会わなければ、今頃死んでるか牢屋の中だった」とか、云ってます。
'99年の「青春礼賛」が出世作となり、其の後、「代代孫孫」、「三銃士」「慶叔、慶叔父さん」等の傑作を次々とモノにし乍ら、今日に至ってます。
因みに、韓国の役者にアンケートを取ると、朴根享は韓国で最も演出を受けたい演出家、彼の劇団「コルモクキル」は最も入りたい劇団になるそうです。
直に、本人に了解を取って、本人公認コミュにします。
'08/10/6