記憶改善作用
脳の情報伝達は、興奮と抑制がバランスを保つことで成り立っており、アミノ酸系の伝達物質が重要といわれてます。興奮性機能にはグルタミン酸が抑制性機能にはギャバがその代表として知られています。
脳機能の諸症状の改善作用としては、脳への酸素の供給量を増加させ、脳および脳細胞代謝亢進と活性化をするものです。また、脳障害の後遺症(脳卒中後遺症や脳動脈硬化症による頭痛、耳鳴り、記憶障害)、意欲低下の改善作用、頭部外傷後遺症による頭痛の治療、アルツハイマー型痴呆症の予防・改善効果、ボケ防止、長期記憶促進作用、学習能力増強にも有効であるとする報告がなされています。
精神安定化・鎮痛作
精神安定化作用の研究では、更年期障害、自律神経障害や初老期の不眠症に対して高い改善効果を示し、長期的に効果が持続することも観察されています。
血圧正常化・心疾患予防作用
血圧は色々な要因で変動し、健康時には常に正常に保つように調節されています。高血圧モデル動物を用いた実験で発芽玄米の投与により血圧正常化効果が見られており、人についても臨床試験で血圧を下げる効果が観察されています。
内臓機能の活性化・その他抗がん作用
腎臓の血流量を増加させたり利尿作用の改善、肝臓や膵臓の機能改善、脂質代謝、便秘症状、肩こり、耳鳴りなどの改善も報告されております。
また、大腸癌予防にも有効とする報告もありますが、これらの研究では発芽玄米等を用いた、純粋なギャバだけによる投与実験だけではないため、ギャバの作用だけでなく、他に含まれている抗酸化物質、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの共存物質による作用によることも考えられます。
発芽玄米とギャバについて
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とりあえずなかったので立てておきました。