心の中に抱えた誰にも言えない悩みや苦痛。
自分の考えは間違っているのか否か、
途方に暮れたとき、語り合える仲間が居たら、
どんなに癒されるだろう。
でも、身近な人には話せなかったりすること
って多くないですか?
ネットの利点で、どこの誰かも知らない相手だからこそ、
気軽に心の奥にあるものを話せたりするかもしれない。
医学的に資格があるわけではありません。
適切な助言が出来るかどうか?
それも今の時点ではわかりません。
それでも、非力ながら何かのお役に立てるかも
知れません。
人間関係・恋愛・職場での悩み。
聞いて欲しい事など、
話してみませんか?
☆☆☆
「優しさ」を知らない少女は森を歩きます。
「優しくしてください」
そう叫びながら森を彷徨うのです。
人々の優しさから溢れる涙は、
少女の命の水になります。
そして、求めてばかりいる少女は、
「もっともっと」と泣き叫ぶのです。
やがて命の水はもう一滴ほどしか残っていません。
途方に暮れた時、
目の前に聳え立つ暗く冷たい館の戸を叩きました。
「優しくしてください」
門番はそっと重たい門扉を開けてくれましたが、
少女を暗く冷たいその館の中に
閉じ込めてしまいました。
どんなに泣き叫んでも誰も優しさをくれません。
もう命の水も残っていません。
このまま死んでしまうのかと諦めかけたとき、
その声に引き寄せられるように
一人の男が現われました。
少女はまたも言います。
「優しくしてください」
男は言います。
「僕は何日もの間、暗い森を彷徨い此処にたどり着きました。食べるものも、あなたを暖めるものも、水さえ私は持っていません。あなたにしてあげられることは何もありません。」
そして、ポロポロと涙を流しました。
少女は男の涙を見たとき、なぜだか胸が痛みました。
きっとこの森を彷徨い歩き、空腹と寒さに堪え、
疲れ果てているはずなのに、
自分のために何もできないと泣いている男を見ていると、少女はなぜだか男の孤独を思い涙が溢れました。
するとどうでしょう。
少女の小瓶には、溢れるばかりの命の水が・・・
そして少女は言います。
「優しくしてもいいですか?」
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