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タヤスツヨシ

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詳細 2022年9月18日 12:35更新

1994年の札幌競馬場でデビューし、3戦目に小島貞博の初騎乗で初勝利を挙げた。その後OPのもみじSでフジキセキの2着を挟んだ後、暮れの阪神競馬場のエリカ賞で2勝目を挙げる。続いてラジオたんぱ杯3歳ステークスに出走し、ナリタキングオーをハナ差競り落としてレコードタイムで優勝した。

翌1995年は共同通信杯4歳ステークスから始動した。ここは武豊に乗り替わって重賞で初の1番人気に推されたものの、ナリタキングオーに雪辱を果たされる。その後小島の手に戻った若葉ステークスも1番人気だったが、不利もあってジェニュインの5着に敗れた。

そして迎えた皐月賞は、この年のクラシック三冠確実と言われていたフジキセキの戦線離脱で混戦ムードが漂っていた。本馬は単勝8.1倍の4番人気まで評価を落としていたがメンバー中上がり3F最速の36.3の末脚を見せて、ジェニュインにクビ差の2着に入った。

東京優駿(日本ダービー)では、その皐月賞の走りが評価されて単勝3.1倍の1番人気となった。レースでは中団から駒を進め4コーナー14番手から上がり34.5の末脚を繰り出し、ジェニュインに雪辱を果たして1着でゴール。サンデーサイレンス産駒初の東京優駿制覇、鞍上の小島貞博は1992年のミホノブルボンに続く当時史上10人目の東京優駿2勝目となった。

しかし最後の直線コースで斜行したこと、良馬場で行われたにも関わらず2分27秒3の走破タイムが前週に行われた優駿牝馬(オークス)優勝馬ダンスパートナーの走破タイム2分26秒7よりも遅かったことなどは当時から本馬の評価を分けることとなった。もっとも同年のダービーはスローペースでオークスは明らかにハイペースであったことから、単純な比較はし難い面もある。

休養を挟んで迎えた秋の菊花賞戦線では断然の本命馬と目されていたが、春で燃え尽きてしまったかのように神戸新聞杯、京都新聞杯共に1番人気で相次いで敗れた。本番の菊花賞も単勝5番人気まで評価を下げ、レースでも6着に敗退。エリザベス女王杯を蹴って菊花賞に出走し、5着に入線したダンスパートナーにも先着を許した。

その後は放牧に出され翌年の天皇賞(春)を目指して調整されていたが、屈腱炎を発症。そのまま現役を引退し、種牡馬入りした。

競走成績
年月日 開催 競走名(グレード) 枠・馬番 オッズ(人気) 着順 距離(馬場) タイム(上り3f) 着差 騎手 1着馬/(2着馬)
1994. 8. 7 札幌 新馬 1枠1番 8.6(3人) 3着 T1200(良) 1.12.5(36.5) -0.9 小谷内秀夫 ブライトサンディー
8.14 札幌 新馬 1枠1番 4.3(2人) 3着 T1200(良) 1.14.2(37.2) -0.5 小谷内秀夫 マイネルノルデン
9.25 中京 未勝利 5枠5番 3.4(2人) 1着 T1700(稍) 1.46.2(36.9) 5馬身 小島貞博 (ヤマニンライバル)
10. 8 阪神 もみじS 8枠8番 10.3(3人) 2着 T1600(良) 1.35.7(35.2) -0.2 小島貞博 フジキセキ
12. 3 阪神 エリカ賞 3枠3番 1.7(1人) 1着 T2000(良) 2.04.2(35.2) 3/4馬身 小島貞博 (エリモアメジスト)
12.24 阪神 ラジオたんぱ杯3歳S(GIII) 6枠7番 2.7(2人) 1着 T2000(良) 2.03.4(35.2) ハナ 小島貞博 (ナリタキングオー)
1995. 2.12 東京 共同通信杯4歳S(GIII) 3枠3番 1.9(1人) 2着 T1800(良) 1.49.3(34.5) -0.5 武豊 ナリタキングオー
3.18 中山 若葉S 1枠1番 2.0(1人) 5着 T2000(不) 2.09.9(41.3) -1.8 小島貞博 ジェニュイン
4.16 中山 皐月賞(GI) 4枠7番 8.1(4人) 2着 T2000(稍) 2.02.6(36.3) -0.1 小島貞博 ジェニュイン
5.28 東京 東京優駿(GI) 7枠14番 3.1(1人) 1着 T2400(良) 2.27.3(34.5) 1 1/2馬身 小島貞博 (ジェニュイン)
9.17 京都 神戸新聞杯(GII) 4枠6番 1.3(1人) 5着 T2000(良) 2.00.3(36.4) -0.5 小島貞博 タニノクリエイト
10.15 京都 京都新聞杯(GII) 1枠1番 2.7(1人) 7着 T2200(良) 2.12.1(34.8) -0.7 小島貞博 ナリタキングオー
11. 5 京都 菊花賞(GI) 8枠16番 7.7(5人) 6着 T3000(良) 3.05.3(36.3) -0.9 小島貞博 マヤノトップガン

種牡馬として
1996年から種牡馬となり2005年からはブリーダーズスタリオンステーションに繋養され、現在までにホロービュレット、マンオブパーサー、ビービートルネード、ジェラムスペシャルの4頭が何らかのGI競走(ホロービュレット以外は国際格付け無し)に優勝しており、それなりの活躍馬を輩出した。またシャトル種牡馬としてオーストラリアでも供用されたこともあった。

しかし2008年7月29日午前、放牧中の事故により右大腿骨を複雑骨折し安楽死の措置がとられた[1]。

なお産駒のナスダックパワーが後継種牡馬となっており、父系を残す事に成功している。


主な産駒
1997年産
サンデーツヨシ(東北サラブレッド3歳チャンピオン、サンタアニタトロフィー、若駒賞、若葉賞)
マッキーローレル(MRO金賞)
1998年産
ナスダックパワー(ユニコーンステークス、種牡馬)
セイントリーフ(ビューチフルドリーマーカップ、ひまわり賞、日高賞、白菊賞、オパールカップ)
1999年産
ディーエスサンダー(マーキュリーカップ)
2001年産
Hollow Bullet / ホロービュレット(ヴィクトリアオークス(豪G1)、アローフィールドスタッドステークス(豪G1))※オーストラリア産
2002年産
Jeram Special(セランゴールゴールドカップ(馬G1))※オーストラリア産
2003年産
マンオブパーサー(ダービーグランプリ)
ビービートルネード(東京ダービー、報知オールスターカップ、戸塚記念)
ヨシノアルテミス(イノセントカップ、フローラルカップ)
2004年産
トップサバトン(北海道2歳優駿、羽田盃)
2005年産
ボク(北海優駿、王冠賞)

2008年7月29日 死去
繋養先である北海道日高町のブリーダーズスタリオンステーションで、放牧中の事故により右大腿骨を複雑骨折し、安楽死処分がとられたことがわかった。



燃え尽きたダービー馬 タヤスツヨシ
http://www.retsuden.com/vol69-00.html

サラブレッド・ブリーダーズ・クラブ
http://www.breeders.co.jp/temp/02_2008/0213_tayasu_tsuyoshi.pdf

netkeiba.com内タヤスツヨシ
http://db.netkeiba.com/horse/1992109612/

JRA 日本ダービー
http://www.jra.go.jp/topics/bn/vg_yusyo/yusyo_tayasutys.html

CLUB KEIBA
http://jra.jp/news/200807/072901.html

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