頑張れ！オスカー・ピストリウス

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詳細 2023年6月4日 11:36更新: オスカー・レオナルド・カール・ピストリウス選手
(１８６ｃｍ、８１ｋｇ)は､南アフリカ共和国の両足義足のパラリンピック陸上選手です。彼は先天性の病気で、両足の腓骨なしで生まれてきました。生後11ヵ月目には、両足の膝下を切断しましたが現在カーボン製の義肢を使用して両足切断者クラスの１００ｍ、２００ｍ、４００ｍ世界記録保持者です。自分は彼が走っている姿をテレビで初めて見た時、めちゃくちゃカッコイイと感じ鳥肌が立ちました！

記録
１００ｍ・・・１０秒９１　
２００ｍ・・・２１秒５８
４００ｍ・・・４６秒２５

彼は北京オリンピックに４００ｍで出場を目指していましたが、国際陸上競技連盟がカーボン製の義足での出場を競技規定に抵触するとして却下しました。しかし２００８年５月１６日にスポーツ仲裁裁判所はピストリウスが健常者のレースに出場することを認めました。
もっとも五輪出場に可能性がある４００ｍでも五輪参加標準記録の４５秒５５に届いていませんが、彼は「挑戦を続け、五輪の出場権を獲得したい。北京が駄目でも、４年後のロンドンで」と意欲満々です。まだ若いので必ずオリンピックの舞台に彼が立つことを信じ応援したいと思います。

※ちなみに南アフリカでは左足を失ったナタリー・デュトイト選手も五輪新種目のオープンウオーターで代表になり男女ともにハンデを克服したアスリートが注目されています。