Falconryとは本来、猛禽を使って狩を行う為の技術のことを指しますが、ここでは広く海外で行われている猛禽の飼育・調教などについて情報発信、情報交換を行うことを目的として語り合いたいと思います。
大変申し訳ありませんが、視野論、行動分析学の話題はこのコミュでは控えて頂きたく、宜しくお願い致します。理由はfalconryというものを純粋な形で伝えたいからです。
又、ここでは用語も日本で造語されたものでなく実際に欧米のfalconerが使用しているものを使用します。
欧米にはarchery、calligraphy、chivalryと言った言葉が有ります。これらは日本ではそれぞれ、弓道、書道、騎士道という言葉、或いは概念が該当しています。これに倣えばfalconryも隼道と呼ぶべき『道』と考えても差し支えないでしょう。実際、日本語でも、かつては鷹術とか鷹道という言葉が使われていたものが現在では放鷹術という言葉で現わされています。つまり、欧米のfalconryは、日本の放鷹術に相当するものと考えて差し支えないと思われます。しかし、だからと言ってわざわざ『隼術』や『隼道』という言葉を造語する必要はないと思います。Falconryとは欧米における鷹術や鷹道のようなものだと理解しておけば良いと思います。
Falconryを紹介する上でビデオは欠くべからざるものです。しかしfalconryが猛禽を使って狩りを行う技術である以上、狩られる鳥獣の映像を隠すというのは技術的に困難です。その為、本コミュニティにはその様な鳥獣が殺されるシーンが紹介される場合がある事を予めお断りしておきます。
以下はアメリカのファルコナー Michael McDermottの本からの抜粋です。
Since it is unlikely that we would individually live long enough to fly a truly meaningful number of problem birds;
我々の各個人は、問題となる鳥たちを真に意味のある数だけ飛ばすに十分な程長く生きることは不可能であり;
a plausible solution is to gather and collect experience based information from individual falconers around the globe.
明らかに有効な解決手段は、地球上のファルコナー達から経験に基づく情報を取り寄せ集積することである。