上管が後下がりの2本の細い管でできており、頭管(ヘッドパイプ)の上部に連結して、さらに立管中間の両横に連結後、チェーンステイ後端の後つめまで達しているフレームの自転車。ミキストはフレーム構造(写真)の名称としても使われ、ミキストフレームを持つ自転車という意味。
女性が町中で乗っているのをまれに見かける。女性用の自転車とされているが、語源である仏語のメクストは男女共用という意味。自転車は男性が乗るものとして作られていたので、男女共用とは女性用という意味でもある。女性用の繊細な感じを出すために管を細くし、強度を持たせるために左右で2本にしている。
ミキスト管は直線形が多いが、上にとつの曲線形として立管とは上部で連結するようにしたものもある。シートステイが付いた形(写真)および付いていない形がある。英語ではミクスティと呼ばれる。
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