「おお心霊の子よ!
わが第一の忠言はこれである。
即ち、純粋にして優しく、また輝かしき心を持て。
さらば古よりつづく不朽にして
永遠なる主権は汝のものとならん」
かくされたる言葉 アラビヤ編 一節
『かくされたる言葉』 バハイ出版局 P21
(写真:バハイ教の聖地であるバブの廟)
《バハイ教について》
バハイ教はバハオラを神の預言者として信じる宗教で1863年の創始です。
バハイ教の教義では、ユダヤ・キリスト・イスラムに続く神の預言者による啓示宗教で、1000年経たないうちは新しい預言者は出現しないとされます。
バハイ教の聖典は、『ケタベ・アグダス(最も聖なる書)』をはじめとするバハオラの書簡です。バハオラの書簡は過去の啓示聖典である『旧約聖書』『新約聖書』『クルアーン』を更新する形になっています。
《バハオラについて》
バハオラ(Bahā' Allāh、1817–1892)はバハイ教の開祖であり、神の預言者とされます。バハオラとは「神の栄光」(アラビア語)を意味しています。本名はミルザ・ホセイン・アリ(Mīrzā Hoseyn Alī)。
バハオラはイランのカージャール朝の高級官僚の家系に生まれました。イエスには彼の出現を預言した洗礼者ヨハネがいたように、バハオラにも彼の出現を預言したバブがいました。バハオラは当初、バブによるバブ教の信徒でしたが、迫害による獄中生活のときに、神から啓示を受け取ります。その後、しばらく経ってからの1863年に自分はバブが預言した「神が現し給う者」であると自ら宣言しました。
バハオラと信徒たちはいたるところで迫害され、聖典の中でもしばしば迫害について言及されています(現在も迫害は続いています)。バハオラは晩年、パレスチナのアッカに住み、彼の死後アッカは聖地となっています。
教団の後継者は、バハオラ自身が後継者に指名した自身の長男であるアブドル・バハ。アブドル・バハの次の後継者は、アブドル・バハ自身が後継者に指名した自身の孫のショーギ・エフェンディ。彼の死後は、万国正義院が統括しています。
* 「オンライン・バハイ図書館」(聖典の引用元)
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《バハイ教の聖典》
最も重要な聖典は『バハオラの書簡』です。
以下は『バハオラの書簡』の内訳です。
1.『ケタベ・アグダス』[最も聖なる書]
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2.『バハオラの宣布』
1 序言
2 各国の国王・為政者へ
3 宗教界の指導者へ
4 人類への重大な告知
3.『落穂集』
Number 1-50
Number 51-100
Number 101-150
Number 151-166
4.『隠されたる言葉』
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5.『七つの谷』
6.『バハオラの書簡』[ケタベ・アグダス後の啓示]
第1 カルメルの書簡
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第2 最も聖なる書簡
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第3 吉報
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第4 飾り
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第5 光輝
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第6 楽園の書簡
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第7 世界の書簡
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第8 知恵の言葉
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第9 知恵の書簡
第10 マクスードの書簡
第11 ヴァファへの書簡
第12 セイエド・ミフジ・ダハジへの書簡
第13 証明の書簡
第14 聖約の書
第15 バの地の書簡
第16 その他の書簡からの抜粋
7.『ケタベ・イガン』[確信の書]
第1部
第2部
後記&語彙集
8.『四つの谷』
9.『祈りと瞑想』
10.『狼の息子の書簡』
11.『聖なる神秘の宝石』
12.『万軍の主の召還』
13.『和合の幕屋』