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☆ドム★

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詳細 2016年4月27日 01:00更新

コミュ一覧に飾ってください。

機体解説

ツィマッド社が開発したモビルスーツ(MS)で、脚部に内蔵されたホバーにより高速移動が可能であり、重装甲のわりに高機動である。通常はホバー走行で移動するが、普通に歩く事も可能である。また、頭部には特徴的な十文字状のモノアイレールを採用している。ドムを宇宙用に改造したリック・ドムも存在し、ゲルググが実戦配備されるまでの間は宇宙での主力となった。

この機体の主な搭乗者として黒い三連星が挙げられる。彼らはドムの先行量産型(1〜3号機)をパーソナルカラーである黒と紫、グレーに塗装していたが、オデッサの戦いにて全滅した。量産型の制式塗装は彼らの機体の塗装を踏襲したものであるといわれている。

なお、連邦兵士からはその形状から「スカート付き」との別称で呼ばれた。


開発経緯

ジオン公国軍は宇宙世紀0076年に地球侵攻作戦を前提にした局地戦用MSの開発に着手した。地上戦でネックになるモビルスーツの移動速度の遅さを補うため、ジオニック社ではグフを飛行させることで行動半径の拡大を狙ったが、開発は失敗しドダイYSとの運用で妥協せざるを得なかった。一方ツィマッド社は宇宙世紀0078年、グフをベースにしたグフ試作実験機(MS-07C-5)を経てプロトタイプドム(YMS-09)を試作し、ホバー走行機能のMSの開発を開始した。脚部に熱核ジェットエンジンによるホバーユニットを有し、高速移動する事で陸戦用モビルスーツとしての機動力を格段に向上させるというものである。この開発にはジオン公国の主力機の座をザクIと争い、敗れたヅダ (EMS-04) の土星エンジンの技術が投入されている。本機のテスト結果は非常に良好で、空力や耐弾性の向上を目的とした外装の改良やエネルギー経路(動力パイプ)の変更を施され、直ちにドムとして正式採用された。尚仕様書においては高機動型ザクIIと同程度のボリュームの細身の機体だったが、実際に建造する際の細部の手直しで重MSに相応しいボリュームになったといわれている。

その運用方法から脚部の関節疲労が少なく、メンテナンス面で歓迎された。また、ドムおよびリック・ドムはそれぞれの局面に応じた改造機が多数生まれることとなる。大戦後期にグラナダの統合整備計画によって生産されたMS-09R-2 リック・ドムII(ツヴァイ)は後のドライセンの設計母体となった機体である。他にMS-09F/Trop ドム・トローペンなど次々にカスタマイズされた機体を見ればドムの局地戦能力、汎用性が高く評価されていることが判る。

本機はジオン本国で先行して量産され、キャリフォルニアベースで本格的に量産された。実戦配備されたドムは従来の倍以上の移動力を存分に生かし、ザクの数倍の戦果を挙げた。しかし一方では生産ラインの確立に時間を要し、戦線への配備が遅れ戦力としては十分に貢献できなかったとされる。


武装

ジャイアント・バズ(GB03Kバズーカ)
ロケット推進の360mm実体弾を発射するモビルスーツ用バスーカ。ドム系MSの主装備。劇中、グフが装備しているのも確認できる。
ヒート・サーベル
近接兵装。背部ラックに試作型では水平となっていたものを斜めに装着するが、ドム・トローペンでは垂直装備に変更される。後付の設定で「使用時の損耗が激しいので基本的に使い捨て」というのもある。(ファーストガンダム放映当時や劇場版公開当時は『ヒート剣』という名称であったが、近年のプラモデルでは『ヒートサーベル』と表記されている。)
拡散ビーム砲
胸部に内蔵されているが、出力が弱いため敵MSのモニターに灼き付けを起こすことによる目くらまし程度にしか使えなかった(これは本来、ビーム兵器接続用のコネクタであったとする説もある)。
ラケーテン・バズ
ドム・トローペンのラケーテン(ドイツ語でロケットのこと)・バズは口径880mmだが、口径でなく弾薬の全長とする資料もある。これは、ラケーテン・バズ(のシールドの)モデルになったパンツァーシュレックが口径88mmであるため、その10倍ということで当初設定されたものが、ジャイアント・バズに比べ口径が大きすぎることから、苦しい辻褄合わせの変更になってしまったものと思われる。
その他
また90mmや120mmのザクマシンガンを装備した機体もあったが、(プラモデルの場合)マニピュレーターのサイズが合わずそのままでは使えないので、ドム専用のグリップを装着している。


劇中での活躍

『機動戦士ガンダム』作中では、アニメ第24話。黒い三連星がこの機体に乗り、ホワイトベースに戦いを挑む。ザクとは桁違いの重装甲、グフをも超える高速移動、一撃必殺のジャイアント・バズを生かしたジェット・ストリーム・アタックという戦術でアムロを苦しめたが、後一歩及ばず全滅してしまった。

実は、黒い三連星に配備される以前にランバ・ラル隊にも供与される筈であったが、マ・クベの画策によって補給要請が握りつぶされ、実現しなかった経緯や台詞がある。局地戦用重モビルスーツ・ドムの名前は、この時が初出となる。ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望』シリーズでは、こうした設定を背景に「もしランバ・ラル隊にドムが供与されていたら」というIfも楽しむことができる。

TV版ではドムと同じデザインで宇宙用のリック・ドムが登場したが、劇場版のリック・ドムでは脚部・スカート内にバーニアが描かれ、ドムとの違いを表現していた。

『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』では第10話に登場。肩や脚部アーマーのデザインが異なっている。

漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』 ザクやグフとは異なり、オリジン版のリニューアル設定はおこされなかったが、三連星の機体にはオリジナルの部隊マークが描かれている。『ジャブロー編・前』の緒戦では黒い三連星による三機で構成され、ガンキャノンとガンタンクを大破させた後、必殺技「ジェットストリームアタック」でガンダムに挑むもマッシュを撃破され撤退する。後の『オデッサ編』においてガイア、オルテガを隊長に各一小隊あたり四機ずつ計八機のドム中隊を編成し、さらに「ダブルジェットストリームアタック」なる新必殺技を試みるも、ニュータイプ能力に目覚めたアムロの敵ではなく、ガンダム一機に全滅させられる。なお本編において拡散ビーム砲を使用することは一度も無かった。

補足

テレビアニメ企画時の名称はドワッジであった。余談だが機動戦士ガンダムのガンプラシリーズ(当時の旧キット)では1/100と1/60スケールのみのリリースであったため、1/144スケールでのキット化は2006年1月に発売されたHGUC版が初となる(ただし、旧キット1/144スケールでリック・ドムは発売されており、フォルムは同一である為、事実上それがドムの1/144キットであった、リックドムとドムの外観が違う事になったのはMGが最初である)。また、旧シリーズの1/144リック・ドムは、ふくらはぎの形が、1/100ドムのキットと若干異なっていた。ドムのキットはほぼ平坦な緩いカーブであったのに対し、リックドムは後方が錘形に尖って現在の脚部に近い形状であった。もっともこのキットの発売当時、ドムとリックドムの外形の差異は公式・非公式を問わず全く設定されておらず、おそらく機種の違いを表現したものではなく、原型をやり直した結果と思われる。

有名なホバー走行については、元々は制作環境の都合で歩く作画をする時間がなく、演出上やむを得ずホバーを行なった事から始っている。このスピーディーな動きが思いがけず効果を上げた事から、「ジェットの代わりにロケットを取り付ければ宇宙でも使えるのでは?」という発想でリック・ドムに転用された。元々の構想ではグフと同様に完全な地上用だったようである。

なお、上述の「開発経緯」の中で当初は細身だったが手直しされて現在のフォルムになった、というのは大河原邦男の当初のデザインはザクなどと同程度の細身で、これを見た安彦良和が「もっと重モビルスーツらしく」とデザインを変更したとされることに基づいている。なおモビルスーツバリエーションにおいて、『機動戦士ガンダム』の初期の設定画を実際に製作する前の仕様として掲載している。


バリエーション

ドム系統

MS-07C-5 グフ試作実験機
MS-09 ドム(初期設計案)
YMS-09 プロトタイプドム
MS-09 ドム(先行量産型)
MS-09 (MS-09B) ドム(量産型)
MS-09C ドム中距離支援型
YMS-09D ドム・トロピカルテストタイプ
MS-09D ドム(熱帯仕様)
MS-09K-1 ドム・キャノン単砲仕様 / MS-09K-2 ドム・キャノン複砲仕様
MS-09F ドム・フュンフ
MS-09F/Trop ドム・トローペン
MS-09F ドム改
MS-09F ドワス・デザート
MS-09F-2 ブリザードドム
MS-09G ドワッジ
MS-09H ドワッジ改
MS-09K ドワッジK型
OMS-09RF RFドム
OMS-09DRF RFデザート・ドム
OMS-09SRF RFスノー・ドム

リック・ドム系統

MS-06RD-4 (MS-06RD4) ザクII高機動試験型(ザク高機動試験機)
MS-09R 試作型リック・ドム
MS-09R リック・ドムシュトゥッツアー
MS-09RS リック・ドム ビームバズーカ試験型
MS-09R-2 (MS-09RII) リック・ドムII(ツヴァイ)
MS-09R4 シュネー・ヴァイス
MS-09F/Bn ドム・バインニヒツ
MS-09F/Gb ドム・グロウスバイル
MS-09S ドワス
MS-10 ドワッジ(ペズン・ドワッジ)
AMX-009 ドライセン
OMS-09RF RFドム

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開設日
2008年1月12日

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カテゴリ
テレビ番組
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