NOMOベースボールクラブから読売巨人軍育成選手として入団し、支配下登録を果たした福元淳史内野手。トレード先・福岡ソフトバンクホークスでの活躍ぶりを応援するコミュです(写真提供・みかっち様 https:/
市船橋高、中大で主力打者として活躍するが、一度は野球をあきらめた福元選手。
「自分を探す旅」のなかで、「プロ野球選手になりたい」という夢に向かって走り出しました。
単身、大阪に渡りNOMOベースボールクラブの門をたたき、ドラフト候補に躍り出た福元選手は、見事プロ野球への切符を手に入れました。
そればかりか、念願の育成選手から支配下選手登録を果たし、首脳陣にも目をかけられながら二塁のレギュラー取りに燃えているさなか、福岡ソフトバンクからのオファー。天佑ここに極まれりです。
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福元淳史(ふくもと・あつし)
千葉県茂原市出身
昭和58年8月24日生
176cm 75Kg
右投左打 内野手 50m6秒2(埼玉西武片岡治大内野手と同じタイム) 遠投110m
小学校2年生から本納パワーズで野球をはじめ、6年生のときに少年野球の日本代表に選ばれ、豪州に遠征した経験を持つ。
中学校時代は市原シニアに所属し、関東大会に進出(1学年下に長田昌浩=元読売−オリックスが在籍していた)。市船橋高では主将をつとめ、東都大学リーグの名門・中大に進学。3年次には有走者時の打率の高さで、古豪復活を告げる優勝に貢献した。4年次には副将を務め、ベストナインを受賞したにもかかわらず、一度は野球から離れる選択をした。
ぽっかりと穴が空いたような日々のなかで、「やっぱり自分には野球しかない」と再びプロ野球選手を目指すことを決意。NOMOベースボールクラブの門を叩く。
入部後は1年のブランクをものともせず、持ち前の勝負強さを発揮し、チームに欠かせぬ存在になった。
08年10月30日のドラフト会議で、読売ジャイアンツから育成ドラフト4位指名を受けて入団。11シーズンは開幕から好調を維持し、育成選手ながら二軍で二塁のレギュラーを奪い、5月23日、ついに待望の支配下登録を勝ち取った。
12年6月13日に福岡ソフトバンクホークスとの間で、福元選手、レビ・ロメロ投手⇔久米勇紀投手、立岡宗一郎内野手との交換トレードが成立した。
ウ・リーグでは、本来の持ち味のフルスイングを解禁。移籍後、21試合で.344、1本塁打11打点と打棒爆発の結果、8月7日、ついに念願の1軍昇格を果たす。
8月15日の本拠地ヤフードームで一軍デビュー、代走で初得点もマークした。
2013年はウエスタン首位打者を快走し、一時は4割を記録。5月15日に1軍に昇格すると、首痛を抱え欠場した本多雄一内野手の穴を埋める活躍ぶり。
特に3試合目の出場となった阪神戦では、先制適時打と好守の連発でお立ち台に立つ活躍を魅せた。
後半戦は一軍に上がることがないままシーズンを終えると10月26日に戦力外通告を受け、1週間後の11月2日に現役引退を表明。今後は役職未定ながらフロントとしてソフトバンク球団を支えることになった。
【市船橋高時代】
99年 新チーム結成時よりレギュラーを奪う
00年 夏季千葉県大会ベスト4
01年 夏季千葉県大会ベスト4 主将を務める。
高校通算20本塁打
同僚に林昌範投手(横浜DeNA)、村田和哉外野手(北海道日本ハム)ら
【中大時代】
02年春 入学と同時にメンバー入りを果たす。リーグ戦初出場は第一週の対東洋大2回戦。「七番・二塁」で先発出場し、4打数1安打1打点。
04年秋 初めて規定打席に到達。「五番・一塁」で8打点(リーグ4位)を挙げ、51季ぶり24回目のリーグ優勝に貢献した(ともにクリーンアップを務めたのが東京ヤクルト・新田玄気捕手、読売・亀井善行(当時・義行)外野手。エースは読売・会田有志二軍トレーニングコーチだった)。
05年春 副将に就任する。ベストナインを一塁手部門で獲得(38打数11安打 .289 0本塁打 6打点)
05年秋 亜大との一部二部入替戦に連敗し、二部降格で引退。自身は第2戦の7回表に反撃の狼煙を上げるソロを放ち、リーグ戦でもなかった本塁打で意地を見せる。
・東都大学野球リーグ戦(一部)通算成績
68試合出場 207打数52安打 0本塁打 32打点 打率.251 5盗塁
06年 社会人野球からのオファーに応じず、大学に残りながら人生の行く末を模索する。
【NBC時代】
07年
1月 NOMOベースボールクラブ入部
7月 全日本クラブ選手権西近畿代表決定戦に勝利、本戦進出
※自身初となる3試合連続本塁打を放ち、大阪府野球連盟よりMVPを受賞
9月 全日本クラブ選手権準優勝 首位打者(19打数11安打、.589)・敢闘賞獲得
※萩本欽一監督(当時)率いる茨城ゴールデンゴールズとの決勝戦では、九回二死からノーヒットノーランを阻止する安打を放つ
08年
3月 スポニチ杯二回戦敗退(都市対抗2回、社会人選手権1回優勝の日産自動車を破る金星を挙げる)
8月 全日本クラブ選手権 準決勝で宿敵茨城ゴールデンゴールズに11対0で敗退し、ベスト4
10・30 ドラフト会議にて、読売ジャイアンツから育成ドラフト4巡目で指名を受ける
11・23 ファン感謝デーで入団発表、背番号は101に
NBC公式戦通算成績
52試合出場 203打数68安打 打率.335 8本塁打 28打点
【読売時代】
フューチャーズ主将に任命される
◇二軍戦初出場
09年3月20日(対埼玉西武1回戦、ジャイアンツ球場)
五回に代打で登場、木村文和(現・木村文紀)の前に空振り三振に倒れる
◇初安打、初打点
09年4月18日(対北海道日本ハム5回戦、ジャイアンツ球場)
代打出場した八回に左越え二塁打、打点も併せてマーク
◇初三塁打
10年5月3日(対湘南1回戦、静岡県営愛鷹球場)
「九番・二塁」で先発出場。八回の第5打席に吉原道臣から2点適時三塁打
◇初本塁打
12年3月27日(対埼玉西武1回戦・ジャイアンツ球場)
九回の第4打席、「しっかり見ておけよ」とベンチに予告。山本淳投手から内角直球を右越えソロ本塁打に仕留める。
◇初盗塁
11年4月1日(対埼玉西武1回戦、西武第二球場)
途中出場の七回に右前打、すかさず二盗を決める。相手バッテリーは岡本洋介―荒川雄太
◇背番号変更
10年11月10日、育成選手の背番号変更が発表された。福元選手の背番号は008に。
◇支配下登録
11年5月23日、山本和作内野手とともに支配下登録される。背番号は58。
契約金1000万円、年俸440万円(推定)。
◇背番号変更
12年1月13日、背番号変更が発表された。福元選手は長嶋茂雄終身名誉監督が、監督時代に背負っていた90を譲り受けることに
◇首位打者
12年イースタン春季教育リーグで首位打者に(10打数5安打、打率.500)。首位打者はNOMOベースボールクラブ時代の全日本クラブ野球選手権以来で、プロに入ってからは初めて。
<一軍公式戦>
出場なし
<イースタン公式戦>
09年: 19試合出場 14打数 2安打 0本塁打 1打点 打率.143
10年: 35試合出場 47打数 13安打 0本塁打 8打点 打率.277
11年: 84試合出場217打数 60安打 0本塁打16打点 打率.276
12年: 47試合出場147打数 34安打 1本塁打10打点 打率.231
通算:181試合出場415打数106安打 1本塁打35打点 打率.256
(平成24年6月13日現在)
【福岡ソフトバンク時代】
◇トレード
12年6月13日に福岡ソフトバンクホークスとの間で、福元選手、レビ・ロメロ投手⇔久米勇紀投手、立岡宗一郎内野手との交換トレードが成立。
新背番号は福元68、ロメロ39、久米39、立岡58。
<ウエスタン初出場>
12年6月23日(対広島戦・雁ノ巣球場)
七回から三塁の守備固めで登場。裏に回ってきた打席では江草仁貴投手の前に三飛に倒れた。
<ウ・リーグ7月度月間MVP>
7月度は12試合に出場、34打数12安打5打点1盗塁の成績を収め、月間MVPに選出される。初受賞。
<出場選手登録>
多村仁志外野手が負傷し、8月6日に登録抹消。多村外野手と入れ替わり、福元内野手が野手補充のために8月7日にプロ4年目で初めて、出場選手登録される。ここまでの成績は21試合に出場し、61打数21安打1本塁打11打点の打率.344。
8月7日の対北海道日本ハム戦(帯広)より帯同。
<一軍初出場>
12年8月15日、対北海道日本ハム戦(ヤフードーム)の八回裏、小久保裕紀内野手の代走として出場。明石健志内野手の適時打で生還し、初得点もマークした。
<一軍初安打>
13年5月15日。13年初昇格を果たすと、早速対広島戦(マツダスタジアム)の「二番・二塁」でプロ初スタメン。五回の第3打席、大竹寛投手から低めのストレートを右前に引っ張り、プロ初安打をマークした。
<一軍初打点>
13年5月17日、対阪神戦(甲子園)の二回裏二死三塁の場面でランディ・メッセンジャー投手から左前に流し打ちして適時打。この試合でプロ初犠打もマークすると守備でも好プレーを連発し、ヒーローインタビューも初めて経験する。
<一軍初三塁打>
13年5月20日、対中日戦(ヤフオクドーム)の五回裏、ダニエル・カブレラ投手から右越え適時三塁打を放ち、達成した。
<一軍公式戦>
12年: 1試合出場 --打数--安打-本塁打--打点 打率----
13年: 15試合出場 36打数 8安打0本塁打 4打点 打率.222
通算: 16試合出場 30打数 8安打0本塁打 4打点 打率.222
<ウエスタン公式戦>
12年: 41試合出場111打数 34安打1本塁打15打点 打率.306
13年: 85試合出場264打数 83安打0本塁打26打点 打率.314
通算:126試合出場375打数117安打1本塁打41打点 打率.312
【関連サイト】
・福岡ソフトバンクホークス
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・NOMO Baseball Club
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・中央大学硬式野球部公式サイト
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副管理人cocoonさんが在学中に雛型を作った力作サイトです。中大のリーグ戦速報はこちらから。
・船橋市立船橋高等学校
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・市原リトルシニア硬式野球チーム
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・本納パワーズ(千葉県茂原市公式サイト内)
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