「名曲喫茶クラシック」から「名曲喫茶ルネッサンス」へ、というコミュ。
中野にかつてあった名曲喫茶「中野クラシック」を知りませんか?
青春のある日、「中野クラシック」でコーヒーを飲む、その時代に間に合った方、そのコーヒーはどんな味でしたか。
中野にある、ある意味で昔から有名な名曲喫茶「クラシック」のコミュがあるかと探しているうちに、この喫茶店が今はもうないことを今日知る。
http://
http://
http://
急にがっかりしてしまった。
ある種の喪失感。
1971年、普通の喫茶店のコーヒーが150円だった頃、この店のコーヒーは80円だった。そのかわり、店はボロで掃除なんかしてるとは思えない埃(ほこり)だらけ。椅子もボロ。ミルク入れはシャンプーのふた。床はきしみ、暗く、お化けがでそうなたたずまいに逆に魅せられて通った。
ボロとはなにか。貧しいとはなにか。不自由とはなにか。豊かさとはなにか。生きるに必要なモノはいったい何と何か。・・いろんな感慨を持ちながら音楽を聴いた。たんなる青春のモニュメントではなかった。
ああ、こんなにもわたしはここを愛していたのだ。 卒業後は、ごくたまに忘れた頃にしか、行かなかったけれど。 ああ、こんなにもわたしはこの場所を愛していたのだ。 下北沢のジャズ喫茶「マサコ」を愛するやうに。 ああ、こんなにもわたしはここを愛していたのだ。
そんなある日、「中野クラシック」が再開するという。
その名も「高円寺ルネッサンス」として。
(名曲喫茶ルネッサンスのいい加減なだいたいの地図はこちら)
http://
(Photographs (C) 2003 Mamiko)