「否定するわよ」
女は言う。
「わたしは否定する。奇策士とは違う、それがわたしのやり方
――わたしは何も肯定しない。わたしはわたしさえも認めない。現実も現状も現象も
――限界も限定も限外も、ありとあらゆる森羅万象を否定する。事実は小説より奇なり
――小説は事実より粋なり。しかしてわたしはそれを肯定しない。粋な世界に無粋な言葉で穴を開けるわ。そう、わたしこそ
――例外なくすべてを否定する、否定姫」
尾張幕府直轄内部監察所総監督。とがめの宿敵。
本名不承。自分も含めて誰彼かまわず、ありとあらゆることをただ否定するのでこう呼ばれる。
背が高く、青い目に金髪。
とがめ同様出自不明。住居は通称「否定屋敷」と呼ばれている。
『炎刀・銃』を所有しており、他の完成形変体刀のそれぞれの特性・能力についてもある程度知っているらしい。
四季崎記紀の末孫だが四季崎の占術師としての力はほとんど失われているらしい。
年齢不詳。身長五尺五寸。体重十三貫。
趣味は「悪巧み」。
てな訳で西尾維新×竹さんのシリーズ刀語の否定姫のコミュです。
否定姫を愛してやまない貴方も
否定されたい貴方も
一緒に地図作りの旅に出たい貴方も
是非お入りくださいー。