平成19年1月9日に出生し、チアノーゼがあり、1月10日に当科に搬送入院となった。肺動脈閉鎖、単心室、心臓内臓錯位症候群で、平成19年3月30日に体肺動脈短略手術をおこなった。術後もチアノーゼが持続していたが、全身状態は改善し外来経過観察をおこなっていた。
今回、1歳となり、将来のフォンタン型手術にむけて、両方向性グレン手術をおこなった。術後、右肺動脈狭窄により肺血流が非常に少なくなり、低酸素血症が高度となったため右肺動脈形成術をおこなった。術後胸水などがあり、いまだ低酸素状態がつづき、酸素投与を要してる。
困ったときには