ルパン三世に登場する魔毛狂介が好きな方のコミュ。
(原作)ルパン三世83話,(TV)旧ルパン三世13話 ,(TVSP)霧のエリューシヴ
日本人・男
増田敏彦によると、製作者側では、テレビ第1シリーズにおける魔毛とテレビスペシャルにおける魔毛との関係は、パラレルとされている(シークレット7など)が、「魔毛狂介の歴史改変で、考え方を少し変えられたルパン三世たち(特に結婚を迫られた不二子)によって少し変わった未来の魔毛狂介」とも見れるようにしたとのこと。
共通の設定として、タイムマシンを開発した科学者。
●原作漫画の魔毛狂介●
第83話「能ある悪党は牙をかくす(その3)」に登場。
2854年2月30日生まれの未来人。
ルパン三十三世に父親を殺されたことから、その復讐のためルパン三世を消そうとして現代に現れた。
しかしタイムマシンの操縦には難があるらしく、一度行き先を間違えて少年時代の石川五ェ門のもとに現れている(その際、自分のことを記した2875年発行の本を五ェ門のもとに忘れており、それがルパンたちがタイムマシンの存在を認める根拠になっている)。
ルパンの祖先を殺してルパンの存在を抹消すると宣言し、ルパンを心から震え上がらせたが、結局はルパンの策にはまり、最後はルパンたちに殺されることになる。
●テレビ第1シリーズにおける魔毛狂介●
テレビ第1シリーズ第13話「タイムマシンに気をつけろ!」に登場。CV(声の出演)は家弓家正。
未来人ではなく、1932年11月18日生まれの現代人という設定になっているため、ルパンを狙う目的は「自分の子孫がルパンの子孫に殺されることを知ったため」となっている。最後はルパンたちにタイムマシンを破壊されて精神崩壊してしまう。
●テレビスペシャルにおける魔毛●
『ルパン三世 霧のエリューシヴ』に登場。CV(声の出演)は中村獅童。
原作と同様の未来人。自分が惚れた女をルパン三十三世に奪われたことから、ルパン三世を殺して三十三世の存在を抹消しようとする。
・・・余談
映画『ルパンVS複製人間』に登場するマモーは、スタッフが「魔毛狂介が一番ルパンを追い詰めた敵」ということで、その名になったとのこと。名前が似ているだけで、まったくの別人である。
真船一雄原作の漫画『スーパードクターK』に磨毛保則という架空の人物(主人公の友人)が登場するが、風貌が似通っていることと天才科学者であるという設定から、魔毛狂介をモデルにしたものと思われる。