さてここらでお茶を一服。
昼下がりの陽が竹林にきらめいています。泉は楽しげに泡立ち、松風の音が釜に響きます。はかないものを夢み、美しいけれどどうということもないものに、しばし心をうつしてみませんか。
岡倉天心「茶の本」-第1章 こころの茶- より
訳:関谷雄輔 Translated by Y.Sekiya(C)1993
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■著書
The ideals of the East 「東洋の理想」(1903)
The Awakening of Japan 「日本の覚醒」(1904)
The Book of Tea 「茶の本」(1906)
■関連コミュニティー
國華
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横山大観
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狩野芳崖
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院展
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■関連サイト
茨城県天心記念五浦美術館
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