- 詳細 2012年8月4日 18:08更新
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飛組保存会
(ひぐみほぞんかい)
群馬県沼田市東倉内町
沼田祭り(沼田祇園祭)を愛する飛組保存会のコミュニティー
お囃子、
山車(まんど)、
子供神輿(担飛連)、
町神輿(天衣會)、
踊り子(舞飛姫)、
東若會(東倉内町若手会)
毎年８月３日、４日、５日に御披露目するため、日々着々と活動してます。
参加者は毎年募集してます。
参加してみたい人はトピへ…。
東倉内町 飛組保存会の歴史
戦前はほとんど山車を出しておらず、昭和20年代後半から30年代前半にかけて、トラックに山車をしつらえて参加。
昭和15年
トラックに装飾し山車を曳きだした。
昭和47年
久々に復活。
月夜野町から山車を借り運行していた。
昭和53年
現在の山車に新調。
山車人形
和籐内(わとうない)
阿部貞任(あべのさだとう)
昭和55年
ひ組保存会設立。
平成2年
現在の子供神輿に新調。
平成8年
ひ組保存会から飛組保存会に改名。
お囃子だけの会から現在の組織に変わる。
･お囃子部
･山車部
･神輿部
･管理部
平成14年
山車大改修を行い、飛組保存会有志の奉仕作業により、台車、舵、せり上げを直し、同年、鐘を新調。
平成15年
吾妻太鼓に締太鼓の制作を依頼し、5丁掛締太鼓を新調。
同年、山車新造以来23年に渡り、山車人形老朽化に伴い新調。
沼田カルタで
『留守の城守り通した小松姫』と歌われ、市民に親しまれてる［小松姫］を岩槻市矢作人形に制作以来し、沼田祭りに参上させる。
平成17年
子供神輿會 担飛連結成
踊り子(てこ舞)結成
平成18年
飛組保存会設立10周年。
平成20年
山車新造30周年。
神輿新造60周年。
第２９回
沼田祇園囃子競演会
東倉内町
第３位。
平成21年
第３０回
沼田祇園囃子競演会
東倉内町
優勝。
平成22年
コミュニティー資金
〜神輿〜
鳳凰、わらびて、小鳥
〜山車〜
緞帳、腰巻き、ベアリング、発電機
を新調。
踊り子の会の名前決定。
沼田祇園囃子競演会
栄光の記録
第３回 優勝(子供の部)
第５回 優勝
第１０回 準優勝
第１３回 準優勝
第１６回 優勝
第２１回 優勝
第２５回 準優勝
第２７回 準優勝
第３０回 優勝
お囃子曲目
・さんてこ
・きりん
・かごまわし
・てけてっとん
・よしわらかんら
・よかぐら
以上、沼田市指定重要無形民俗文化財
沼田祇園囃子6曲
山車人形説明
和籐内(わとうない)
(昭和53年新調)
歌舞伎のお話
明朝の遺臣、鄭芝竜と平戸の日本人女性の間に生まれた魚師『和籐内』という主人公が、父母と共に中国に渡り明朝復興を図るというのが祖筋です。
明朝は、李稻天の裏切りで韃靼国に攻められ、皇帝も皇后も死に、皇妹、栴檀女と幼君が日本に逃れて来ています。大陸に渡った和籐内は、千里ヶ竹で虎を退治した後、腹違いの姉、錦称女の夫である甘輝将軍を味方につけ逆臣、李稻天を討つというものです。
阿部貞任(あべのさだとう)
(昭和53年新調)
略歴(陸奥国・岩手県？)阿部頼時の次男。
1051年(永承六)年からの前九年の役では、父頼時に従って活躍、厨川棚を守備した。
1057年(天喜五)年の頼時没後は当主となり、源頼義、義家の国府側との激しい戦闘を続けた。
1062(康平五)年出羽、清原氏が源氏方の招きに応じて挙兵したため、一気に戦況不利となり、義弟藤原経清らとともに抵抗するが、厨川棚で討死した。
小松姫(こまつひめ)
(平成15年新調)
小松姫(大蓮院)
沼田カルタで『留守の城守り通した小松姫』と歌われ、市民に親しまれてる小松姫は、徳川四天王の一人本多平八郎忠勝の娘に生まれたが、徳川家康の養女となる。沼田の真田の初代城主となった信之に嫁いだ。関ヶ原の戦いの直前に、徳川方となった夫に対し、大阪方についた義父の昌之と義弟の幸村が息子の治める沼田城に立ち寄ろうとしたが、薙刀小脇に
『たとえ父君でも今は敵味方、お引き取り下さらぬと鉄砲弓矢をうちかけますぞ』
と入場を拒んだという勇ましい逸話も残されている。
