古代の海にはシロナガスクジラを超える巨大な魚が泳いでいたのをご存知だろうか?
リードシクティス・プロブレマティカス(Leedsichthys problematicus) は、ジュラ紀後期(約1億5500万年前)に存在した魚類の一種で、「史上最大の硬骨魚類」とされる。
分類は、魚類:硬骨魚綱:条鰭亜綱:パキコルミフォルメス目(パキコルムス目とも):パキコルムス科:リードシクティス属:リードシクティス・プロブレマティカス種。
1889年にイギリスのピーターボローで初めて化石が発見された。
発見された部位は、尾鰭、鰓櫛、頭蓋の一部、肋骨が数個など断片的なものであり、それゆえ正確な全長は今なお分からない。
しかし、同所で発見された同じパキコルムス科に属す硬骨魚と同じ体形であると考えるなら、その尾鰭から体長はおよそ21mと推定される。また推定約28mとする説もあり、この説に従うとシロナガスクジラに匹敵する大きさとなる。ただし、シロナガスクジラは哺乳類であって魚類ではない。
最小の推定値でも14mと言われ、史上最大の硬骨魚とされている。
脊椎骨が完全な状態で発見されない限り、現在のところ実際の全長は推測でしかない。それは、リードシクティスの骨が脆いため、完全な骨格が発見されるのはあまり期待できないためらしい。
その食性は現生のジンベイザメやヒゲクジラなどと同様に、プランクトン等を主に捕食していたようで、おとなしい魚であったと考えられている。
唯一発見された頭蓋には、海棲ワニの一種メトリオリンクスの牙が突き刺さっていた。
属名 Leedsichthys は、第一発見者の化石収集家アルフレッド・リーズ(Alfred Nicholson Leeds)に、種小名 problematicus は、あまりに大きい化石のため存在が想像しがたい=「問題である」に由来する。
尚、リードシクティスは古代魚のひとつアミア (bowfin) と遠い仲間に当たると言う。
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関連リンク:wikipedia リードシクティス・プロブレマティカス
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