『目的を持った旅』がこのコミュニティの目指すところです。
過去の日本人の海外の旅は添乗員がいるツアーが主でした。
駆け足で名所を巡る旅。
パリでは1日で4館の美術館巡りをしたとも聞きました。
そのような旅では、きっとパリもローマもロンドンもみな同じ印象になったかもしれません。
ただパリに行った、ローマに行ったという思い出だけが残り、中身はみな同じになってしまう旅は、疲れたという印象が1番強く残るかもしれません。
最近、韓流ブームが起こり、韓国にロケ地を尋ねる熟年女性の旅が増え、「良かった」という感想をよく聞きます。
これはどうってことのない場所でも、そこが目的のある場所ならとても感激し、強い印象が心に刻まれ「良かった」となるのだと思います。
ゴッホゆかりの場所といえば、誰でもアルル、サンレミ、オーヴェルを思い出すと思います。
確かにこれらのゴッホ晩年の地は、ゴッホの代表作を描いた場所でもありますから、ゴッホの代表的な絵の景色がそのまま残っておりとても感激するところです。
シャープのCMでアルルの『夜のカフェテラス』が使われていましたが、本当に100年前にゴッホが通ったカフェが現代でも同じ姿を見せているので、そこに訪れたらきっとゴッホの絵画の世界に入ったと思える錯覚が旅人におとずれると思います。
しかし、それ以外にもゴッホは放浪の画家とも言われているとおり、ゆかりの地はたくさんあります。
ゴッホのキーワードがなければ一般的な街もゴッホを勉強していくととてもすばらしい街に変身する姿を見ることも、それらのゴッホ放浪の街で味わうことが出来ると思います。
ゴッホの旅・・あなたも目指しませんか。