ドイツのバンド・リーダー、ウェルナー・ミューラー(Werner Muller)のファン・サイト。
1940年代から70年代にかけて幅広く活躍したが、50年代末、「リカルド・サントス」(Ricardo Santos)の別名でリリースした「ホリデイ・イン〜」シリーズが世界的に大ヒット。「ホリディ・イン・ジャパン」所収の日本のメロディは、いまなお多くの人に親しまれている。
だが何と言っても、彼の最大のヒット曲は「真珠採りのタンゴ」(The pearl fischers' Tango)である。イージーリスニング・ファンなら知らない人がいないほどの名曲だ。
60年代前半、彼はポリドール(Polydor)からデッカ(Decca Records)に移籍して、本名のウェルナー・ミューラーで数々のアルバムをリリースした。フェイズ4録音による、派手なアルバムは、当時の音楽マニアのあこがれの的でもあった。
最近、Vocalion社(英国)からは「Wild Strings」「Germany+Vienna!」など、彼のオリジナル・アルバムが次々と復刻されているので、ファンとしてはうれしい限りだ。