▼近年の映画の時勢として「死にオチ」という仮作物語が著増しているという偏りが気に留まったひとも多いと思います。
映画の中でも「死にオチ映画」が好きな人,嫌いな人が深入りするコミュニティです。
▼MIYADAI.com「日本のサブカルは今年もますます『痛み』や『悲劇』から遠ざかりました」, <http://
《■音楽に限らず、今や殆ど全ての作品が「他人事」化した。典型が「死にオチ」だ。『世界の中心で愛を叫ぶ』『いま、逢いにゆきます』から『タイヨウのうた』『虹の女神』まで、ドラマや映画(やタイアップソング)は「死にオチ」だらけだ。「死にオチ」は痛いか。
■確かに痛かろう。でも架空の痛みだ。映画では大切な人が死んでも、現実にはまず死なないからだ。イジメ自殺報道と同じで「死んでくれれば盛り上がるのに」と言わんばかり。むしろ現実における無痛化を翼賛するだけ。死は所詮「他人事」。少しも突き刺さらない。 (宮台真司)》
▼死にオチ映画
『イージー・ライダー』(1969)
『スカーフェイス』(1983)
『バタリアン』(1985)
『シド・アンド・ナンシー』(1986)
『火垂るの墓』(1988)
『AKIRA』(1988)
『ニュー・シネマ・パラダイス』(1989)
『ペット・セメタリー』(1989)
『ゴッドファーザーPART III』(1990)
『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990)
『バックドラフト』(1991)
『レオン』(1994)
『セブン』(1995)
『ヒート』(1995)
『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』(1997)
『オープン・ユア・アイズ』(1997)
『HANA−BI』(1997)
『ライフ・イズ・ビューティフル』(1997)
『アメリカン・ヒストリーX』(1998)
『プライベート・ライアン』(1998)
『ディープ・インパクト』(1998)
『リング』(1998)
『海の上のピアニスト』(1999)
『アメリカン・ビューティー』(1999)
『グラディエーター』(2000)
『ピッチブラック』(2000)
『呪怨(OV版)』(2000)
『グリーン・デスティニー』(2000
『アザーズ』(2001)
『バニラ・スカイ』(2001)
『リリイ・シュシュのすべて』(2001)
『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』(2001)
『インファナル・アフェア』(2002)
『青の炎』(2003)
『ビッグ・フィッシュ』(2003)
『マトリックス・レボリューションズ』(2003)
『ドラえもん のび太とふしぎ風使い』)(2003)
『死ぬまでにしたい10のこと』(2003)
『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004)
『いま、会いにゆきます』(2004)
『シン・シティ』(2005)
『硫黄島からの手紙』(2006)
『300』(2006)
『DEATH NOTE デスノート the Last name』(2006)
『ディパーテッド』(2006)
『ただ、君を愛してる』(2006)
『タイヨウのうた』(2006)
『虹の女神 Rainbow Song』(2006)
『天使の卵』(2006)