變態とは、1%の毒電波と99%の努根性にゆって成るものである。
毒電波を受けれぬ者は、如何に無限の努根性を以てしても変人の域を出ることは叶わず…
努根性を持ち得ぬ者は、如何に毒電波を受け入れられたとしても奇人の域を出ることは叶わず……
毒電波を受けすぎた者は、それは最早変態出すらないただの狂人と成ってしまう。
問おう、諸君等は変態か?
我が門戸を叩いた諸君等は、皆等しく變態たる毒電波を受けた者共か?
此処は、世界から弾き出された者共の吹き溜まりである。
此処は、強力過ぎる己を持ってしまった者共の最後の場所である。
此処は、他人とは決して解りあえぬと確信した者共の為の楽園である。
救済は、死後になど無い。
救いとは、此の現世にしかありはしないのだ。
生前の道徳によって死後の世界に救いがもたらされるなど詭弁にも程がある。それ自体が存在し得ない死後の楽園を騙る教えなぞ、真実の欠片も感じられん。今、我等の活きるこの世界に置いてしか、救済はもたらされることは無いのだ。
そして、救済とは自己の真なる満足によって始めて成り立つ。
特に変態たる我らは、その救済を他の誰かに委ねることなど出来はせぬ。
喩えそれが神であったとて、我等の業は、尚救えん。
我等の乾きは、我等にしか決して潤せん。
我らの飢えは、我等にしか決して満たせん。
我等の魂を救うことが出来るのは、須く己自身のみである。
故に変態共よ!私は説く
『汝の欲する所を行え、それが法とならん。』と
面白可笑しく愉快に勝手に人生を心行くまで楽しめ。
既に爪弾きにあった諸君等ならば、世の全てを敵に回す覚悟も出来よう。常識も良識すらも持ち得る必要は無い。それは元々我等には持ち得ぬ物なのだから。
只々、己が道を求道せよ。何が己が欲を真に満たし、己が魂を真に潤すのか、この現世にて求め続けよ。
汝等が欲する全てを行え、さすれば其の果てに汝等自信の真実が姿を現す。それこそが汝等の法であり、楽園であり、救済となるのだ。
私は諸君等が変態で有るならば、後は何も問わん。変態であるなら、それだけで我等は同志であり盟友であり家族だ。
変態たる諸君等を、私は心から歓迎しよう。
変態と評された者も、変態を名乗った者も、変態へ成ってしまった者も、皆等しく此処へ来るがよい
この變態真理教団こそが、諸君等唯一無二の救済の道標となるのである。
困ったときには