☆流れ星に願い事を☆
流れ星を見たい初心者向けの流星群「ペルセウス座流星群」のコミュです☆
この流星群のイイとこは、毎年 見れるとこで〜す☆
= 国立天文台のHPに掲載された文章を加工しました =
ペルセウス座流星群は、毎年8月12〜13日ごろを中心に活動している流星群です。
活動が最も活発になることやその時期を「極大」と呼びますが、ペルセウス座流星群の活動は数日間続きますので、極大の前後にも流星の出現が期待できます。
この為、ペルセウス座流星群は、流星を初めて眺めようという人にもお勧めの流星群です。
その理由のひとつは、流星の出現数が多いことです。毎年、ほぼ決まって、たくさんの流星が出現し、1月の「しぶんぎ座流星群」、12月の「ふたご座流星群」と並んで「三大流星群」と呼ばれています。十分に暗い夜空で晴天に恵まれれば、1時間に30個を越える流星を見ることができます。
もうひとつの理由は、夏休みやお盆休みの方が多く、夜更かしをしたり、星のよく見える場所に行ったりしやすいことです。
その他にも、夏なので夜でも暖かいことが挙げられます。三大流星群のうち「しぶんぎ座流星群」と「ふたご座流星群」は冬に活動するため、長い時間屋外で流星を観察していると、体が冷えてたいへん辛いことがあります。
しかし、ペルセウス座流星群は夏のさかりに活動しますので、寒さについてあまり心配する必要がありません。(それでも、長時間屋外にいると普段より体が冷えますので、寒さには十分注意してください。)
ペルセウス座流星群の場合、夜半前(真夜中の0時より前)は放射点の高度が低いため、たくさんの流星が出現することは望めません。できれば、夜半後(真夜中の0時過ぎ)に観察をしたほうが、多くの流星を見ることができるでしょう。
明け方に近くなるにしたがって放射点の高度は高くなりますので、なるべくなら空が明るくなり始める前まで頑張ってみることをお勧めします。
ペルセウス座流星群の放射点はペルセウス座にありますが、放射点のある方向だけに流星が出現するわけではありません。流星は夜空のどの方向にでも現れます。ですから、放射点の方向にはあまりこだわらず、できるだけ空が広く見渡せる場所を選んで、空の広い範囲に注意を向けるようにしましょう。
空をより広く見渡しているほうが、より多くの流星を捉える可能性が高くなります。
放射点近くに出現する流星は、こちらに向かって飛んでいるために短い軌跡の流星が多く、一方、放射点から離れた方向では、流星の軌跡を横から見ることになるために、長い軌跡の流星が多く観察されます。
トップ画は、8月中旬0時(真夜中)頃の、北東の方角の星空を示しています。
星は日周運動によって動いているため、違う時刻には、星の見える位置がこの図とは違っていますのでご注意ください。(観察場所による差はあまりありませんので、東京以外でもこの図を利用できます。)