【挨拶】
これはエドマンド・バークについて意見交換、質問、議論、主張するコミュニティです。
【生い立ち】
1729-1797。アイルランド出身のイギリスの政治家、政治哲学者。ロンドンに出て弁護士を志したが、文筆に転じ『崇高と美の観念の起源』(1757)などを発表、まもなくホイッグ党の領袖C・ロッキンガムの秘書となって政治に転じ、1765年下院議員となった。王権の制限と議会の政治の確立に尽力し、アメリカ独立運動においては植民地側を支持したが、フランス革命には反対し、『フランス革命の省察』(1790)を著わして、伝統と経験に基礎をおくイングランドの国制を擁護した。この著作は啓蒙的合理主義を否定する近代保守主義の古典として有名。
【主な著作】
崇高と美についての我々の観念の起原の哲学的研究―1757年
A Philosophical Inquiry into the Origin of our Idears of
the Sublime and Beautiful
現代の不満の原因を論ず―1770年
Cause of the Present Discontents
フランス革命の省察―1790年
Reflections o the Revolution in France
―フランス革命に具現化された思想に対する、最初の反撃の書。革命の実際のなりゆきや指導者たち、革命を鼓舞した基本的理念、革命を生み出した合理主義的、理想主義的な気風などを論じ、さらに抽象的な民主主義や単なる多数決の危険について触れ、世襲貴族の責任ある指導の必要を説いている。この書物は政治理念の宝庫ともいうべきもので、ロマン主義、伝統主義、歴史主義、近代保守主義などはここから流れでたといえる。
新ウィッグから旧ウィッグへの上訴―1791年
Appreal from the New to the Old Whigs
【検索ワード】
これから考えます。
困ったときには