フランス領マルチニーク島
国名:マルチニーク
首都:フォール・ド・フランス
言語:フランス語 クレオール語
通貨:EUR
時差:-13時間
Madinina(花の島)と呼ばれる美しい島。
カリブ南部の島々、小アンティル諸島はさらに北の
リーワード諸島、南のウィンドワード諸島に分けられる。マルチニークはウィンドワード諸島の中のひとつ。フランスの海外県である。フランス本国と7000km近く離れているにもかかわらずファッションや食べ物言葉はもちろん人々の感覚さえもフランス的。町並みや人の生活ぶりからもフランスの香りを感じる程。ゆえに人々はここを「熱帯のパリ」と呼んでいる。島の人々は入植当時のフランス人と奴隷として連れて来られたアフリカ人の血を引く。ここまではどの島も同じだが、そこにインド人、中国人アラブ系の血が混ざる。本来なら分裂してしまいそうな様々な民族が融合し、島の歴史を育んできた。各国の血を引く彼らはクレオール人といい、美男美女揃いで知られている。
マルチニークは直線距離にすると南北60km、最大幅30km。しかし島の面積はウィンドワード諸島いちばんの大きさ。北部には標高1397メートルのペレー山があり島は起伏に富んでいる。山麓の熱帯雨林を切り開いた農園では砂糖キビの他トロピカルフラワーとフルーツが作られる。何種類あるかわからないほどの花々は、フランス流の生活をするマルチニークの人々に欠かせないもの。サトウキビ、バナナは島を支える農作物。
困ったときには