田口ランディーの小説。
雑誌のフリーライターをしている朝倉ユキには引きこもりの兄がいた。やがて、兄はひとりアパートの一室で腐り果てた姿で発見される。後日、アパートを訪れたユキの目に最初に飛び込んできたのは掃除機のコンセントだった。以来、ユキは“死”の臭いを感じ始める。街中に溢れる“死”の臭いに悩まされるユキ。ある日、ユキは兄が生前、“コンセントに繋がっているときだけ動く少年”について話していたことを思い出す。兄はなぜ生を止めたのか? 一体“コンセント”とは何を意味するのか? ついにユキの精神は臨界点に達する……。
監督 中原俊
主演 市川実和子
作者、ランディーさんの実体験がこの小説を生んだとか・・・。(聞いた話なので、はっきりはわかりませんが)三部作「アンテナ」「コンセント」「モザイク」内「アンテナ」と「コンセント」が映画化されている。
私的には、映画は「コンセント」のほうが好き。原作は「アンテナ」のほうが好き。「モザイク」は映画化されないのだろうかw(疑問)