福岡の中心・天神。その中でも今、最も熱い南天神の天神ロフト前にある創業37年の老舗屋台です。
路面電車が走り、大牟田線のガード下に飲屋街が連なり、ラジオから西鉄ライオンズの試合が流れていた頃、天神のど真ん中にスポーツセンターがありました(現在のソラリアプラザがある所です。今では想像もできません)。
その真横の警固神社そばに店を開いて37年。以来、親子二代に渡り博多ッ子の胃袋をみたしてくれ続けている屋台です。
2008年より信号を南に渡った天神ロフト前に移り元気に営業してます。
街の人たちから愛された先代が亡くなって13年。
実子である現在の大将の和さんは食の街・大阪で修行を重ね一流ホテルの四川料理の料理人となりましたが、「屋台は一子相伝」という福岡市の条例があるため「俺が継がんば屋台が一つ博多の街から消える」と、その地位を抛ち博多に戻ってきました。
店には屋台の定番「ラーメン」「焼き鳥」、親父さんから引き継いだ「てんぷら」に加え、「マーボー豆腐」などのメニューも並びます。
また柱のボードにはその日の仕入れと大将の気まぐれによって「日替わりメニュー」が書き出されています(ほんと気まぐれです)。週末は博多名物の「ひとくち餃子」を目の前で作ってくれます。
お薦めはテレ朝系『いきなり!黄金伝説』で【博多の超人気屋台ベスト20】にも登場した四川風ラーメン。麺も博多ラーメンとは別に太い専用の麺を使った本格派です。以前、なぜ坦々麺と名乗らないのかと聞いたとき「屋台の設備じゃあ本物の中華は作れん。それを坦々麺と言うのは俺のプライドが許さん」という答えが返ってきました。彼は腕に誇りを持った本物の料理人です。
私が屋台に通い始めた頃、ある屋台で中日ドラゴンズの話をしていると「ドラゴンズファンの大将がやってる屋台がある」と教えてもらったのが「宗」でした。以後九州では珍しいドラゴンズファンが足を運ぶ店となり、交流戦の時も全国から来福したファンが長蛇の列を作りました。また、選手をはじめ関係者の方も来店されるようになり、雑誌・テレビ・ラジオで取りあげられることも多く、一部では「福岡より名古屋で有名な店」と揶揄されることも(笑)。
勿論地元ソフトバンクファンの方もいらっしゃいます。また、野球に関しては地元色が他の店より薄いためかビジターのファンの方と良く顔をあわせます(因に先代とお母さんは阪神ファン)。
野球以外にも多趣味で友達の多い大将です。是非一度、遊びに来てください。
きっと貴方にとっての博多があります。
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