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GNPよりGNH(国民総幸福量)!

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詳細 2023年11月5日 03:04更新

世界的な経済指標となっているGNPやGDPは、貨幣経済を基準にしているため、インヴィジブル(不可視な)経済活動は全く無視されてきました。大災害が起きて建設ラッシュになったり、犯罪が増えて防犯関連マーケットが拡大したり、自炊するより外食を増やしたりすると、数字上はGDPが増加してしまいます。お金が動かなければ、価値がないこととして捉えられてしまうわけです。
すなわち、主婦(夫)業やボランティア活動が活発だったりすると、その恩恵を受ける人が多いにも拘らず、経済上はGDPの成長率が芳しくないと不安を感じる人が多くいます(GDPが成長しないこと=悪という教育をずっと受けてきたのですね)。これは世界的にも随分前から問題視されているにも拘らず、未だに世界の指標として使われています。

もう止めませんか、こんなこと。
お金自体が、様々な価値のわずかな一面しか測れないことは、もう多くの人が気付いているはずです。

そんな中、1970代にアジアの小国が、当時では考えられないようなコンセプトを世界に投げかけました。
その国の名はブータン王国。1972年にわずか16歳で即位した国王が、国内の状況をくまなく視察して得た結論でした。

「経済成長自体が国家の目標であってはならない。目標はただ一つ、国民の幸せに尽きる。富の増加が幸福に直接つながると考えるのは間違いである。国民総生産GNPではなく国民総幸福量GNH(=Gross National Happiness)の向上を目指す。」

このコンセプトは、地球の環境問題が深刻になる中、益々輝きを増しています。イギリスは国をあげてGNHの研究に当たるとの噂が流れ、日本ではアジア経済研究所が昨年ブータンから研究員を招いてGNHの研究を加速しそうな動きがあるようです。折りしもカナダではGNHに関する第二回目の国際会議が6月に行われたばかりです。

インフォーマル経済、無償経済、ボランタリー経済といろんな呼ばれ方をしてその必要性が説かれていますが、全てはこのGNHにつながります。
豊かさとは一体何なのでしょうか?

遠い将来、豊かさを示す指標が、『一日あたりの笑顔量』でもいいと思います。
毎年世界各国で笑顔向上率がメディアで発表される時代。考えただけで楽しくないですか?

GNHの情報はこちらで↓
http://blog.goo.ne.jp/cheolsaito/e/530d144d1cf58690de132e72654cc88a

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2005年6月26日

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カテゴリ
ビジネス、経済
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