HIV/AIDSが社会とともに生きることを訴え、18年前から、5月の第3土曜日に、京都でキャンドルパレードや様々な啓発活動を行っています。
主催は、「HIVとともに生きる会」(略称 プラネット)
薬害エイズ大阪原告団の第二代目団長だった石田吉明さんは、「病者が病者でいられる社会」を夢見ました。
HIVはただのウイルスだし、HIV感染症はただの病気です。
しかし、エイズはその登場のときから強い「偏見」や「差別」を受けてきました。
それは、エイズが社会的規範や道徳的規範から外れたところにいる人たちの間で、まず広がって行ったためでもあります。
HIVの感染拡大を防ぐためには、「コンドーム」や「検査」は重要です。
でも、それと同じく重要なのは、HIV感染症やHIV陽性者が特別なものではなく、当たり前に存在する「普通」のものとなるために、偏見を少しずつであっても、取り除いて行く作業ではないでしょうか。
キャンドルパレードは、エイズで亡くなって行った方への追悼と、今、HIVを持って暮らしている人たちへ思いを寄せて、同じく小数であるがために、異物であるがために苦しんでいる人たちへ思いを寄せて、キャンドルの炎に託して歩きます。
エイズは、HIV感染症という病気の問題だけではないのです。
2010年は、5月15日(土)午後6時30分、京都市役所前広場に集合し、円山公園までキャンドルを持って歩きます。
あなたも、一緒に歩きませんか?
プラネットのHPは、ここです。
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