科学特捜隊の"優秀な指揮官"
ムラマツ・トシオこと「キャップ」のコミュニティー。
小林昭二さんのコミュニティは別にあるみたいですが、
こちらは『ウルトラマン』における"キャップ"限定で。
ある時はダダの片足をひっ捕まえて投げ飛ばし、
またある時はビートルでこうもり傘を届けてもらう。
部下への優しさ。強い正義感。人情味溢れる言動。
小柄な体ながら、その"人"の大きさは多くの人を魅了する。
いまは亡き名優・小林昭二さんが好演した
"地球防衛チームの初代リーダー"。
サコミズをして「優秀な指揮官」とまで言わしめた
科特隊のキャップの勇姿を後世まで語り継ぎましょう。
【キャップ語録】
「そんなこと分かるもんか」
(イデ隊員の「カラータイマー点滅=危険」との推測を受けて)
第1話『ウルトラ作戦第1号』
「冷静に。常に冷静に。これが、我々のモットーだ」
第2話『侵略者を撃て』
「彼らと話し合ってみてはどうでしょうか。
まず連中の欲しいものを知り、
もし与えられるものであれば与えて、帰ってもらうのです」
(バルタン星人飛来時の防衛会議にて)
第2話『侵略者を撃て』
「我々人類にとって、
ウルトラマンは平和のための大切な神なのかもしれん」
第7話『バラージの青い石』
「これでこの島も、南海の楽園に帰るだろう。
だが、自然はこの夕焼けのように
いつも美しいとは限らないということを忘れてはならない」
第8話『怪獣無法地帯』
「アラシ、壁にぶつかってみよう」
(四次元世界を彷徨うことになってしまって)
第17話『無限へのパスポート』
「ジャミラ、許してくれ…。
だけど良いだろう。
こうして地球の土になれるのだから…。
お前の故郷、地球の土だよ」
第23話『故郷は地球』
「やつの尻の穴を狙え」
(対スカイドン・怪獣風船化作戦にて)
第34話『空からの贈り物』
「ひとつ、怪獣どもの霊を弔ってやるか!」
第35話『怪獣墓場』
「ハヤタが倒れたいま、
さらに優秀な隊員を失うことは私も辛い。
しかし、命令違反は見逃すことはできない」
(第36話『射つな!アラシ』)
「本部は我々の命だ!」
(第38話『さらばウルトラマン』)
【故・小林昭二語録】
「子供番組であるからといって、子供に媚びることはない。
一般ドラマと同じように演じること」
困ったときには