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あめふらし部

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詳細 2020年2月4日 22:08更新

あめふらしを愛する人の為のコミュニティーです。


〜アメフラシについて〜
軟体動物門 貝殻亜門 腹足綱 後鰓亜綱 無楯目
アメフラシ上科 アメフラシ科 アメフラシ属

アメフラシ科について
一般的にアメフラシの仲間は海藻の繁る冬から春にかけて浅い所で見受けられる。

巻貝の仲間で、貝殻は退化して体内にある。
背中に大きなヒダがあり、その辺りを押すと体内に硬い貝殻の名残があるのがわかる。
日本沿岸に分布するものは多くが15cm程。

体表は平滑で、暗紫色の地に鮮やかな細かい多数の斑紋がある。
春、磯で見られ、触れると濃紫色の汁を出す。

アオサなどの海藻を食べる。

雌雄同体で頭の方に雄の生殖器官を、背中に雌の生殖器官を持つ。
前方のものの雌の器官に後方のものが雄の器官を挿入するといった形で、
何個体もつながって交尾する。
このような交尾行動は「連鎖交尾」といわれ、円連鎖も作れる。

普段は、水深1〜3mほどの海底を這い回り、海藻類を食べている。
春から夏にかけて繁殖のために磯に現われる。
一匹が生む卵は数万個で、
卵は黄色く細長い麺のような卵塊状になり「海そうめん」とよばれる。
卵は約2週間で孵化し、プランクトンとして海中を泳ぎ回った後に海底生活をする。 寿命は1〜2年。
成長が速いのは、蓄える「そ嚢」、すりつぶし消化液を混入する「砂嚢」、
そして「胃」と器官が充実しているからである。

アメフラシをつつくなど刺激を与えると紫汁腺とよばれる器官から粘りのある紫色の液体を出す。
この液は、外敵に襲われた時に煙幕になる、
あるいは液が外敵にとって不味いためそれ以上襲われなくなるのではないかとも言われている。

アメフラシの名前の由来は、
海水中で紫色の液をだすとそれが雨雲がたちこめたように広がるからと言われる。
また、雨の時に岩場に集まるからという説もある。
これは、産卵のために磯に現われる時期が梅雨と重なるためではないかと考えられている。
地方によってはアメフラシをウミウシと呼ぶ地域もある。
アメフラシ類の英名sea hareは「海のウサギ」という意味で、
頭部の二本の突起をウサギの耳に見立てたもので、中国名も海兎という。

アメフラシはヤリイカと同様に、巨大な神経繊維・シナプスを持ち、
その神経回路が単純であることから、生物学において神経生理のモデル生物として用いられる。

アメフラシが出す紫色の液体には制癌作用があるとして研究の対象になっている。

島根県の隠岐島や、鹿児島県の徳之島などでは食用にする。
ただし、アメフラシが毒を持つ海藻類を食べているとその毒がアメフラシに蓄積されている可能性があるため、注意が必要。

貝原益軒の「大和本草」には「峻補ノ性アルベシ」つまり、下痢に効くと記されている。



アメフラシとウミウシの違い
アメフラシとウミウシは、両者とも貝の仲間ではあるが、
ウミウシの仲間には体の中の貝殻が退化してないものがいる他、
食べ物として、アメフラシはワカメなどの海藻を食べる草食動物であるが、
ウミウシは海綿やコケムシといった動物を食べる。

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